きか‐ざる【聞か猿】
三猿(さんえん)の一。聞くまいとして両手で耳を覆っている猿の像。
きか・す【聞かす】
[動サ五(四)]「聞かせる」に同じ。「おもしろい話を—・そう」 [動サ下二]「き(聞)かせる」の文語形。
きか◦す【聞かす】
[連語]《「す」は尊敬の助動詞》お聞きになる。きこす。「高志(こし)の国に賢(さか)し女(め)を有りと—◦して」〈記・上・歌謡〉
きか・せる【聞かせる】
[動サ下一][文]きか・す[サ下二] 1 聞くようにさせる。「とんだ長話を—・せてしまった」 2 言葉で言ってわからせる。「よく言って—・せる」 3 話や歌などがじょうずで、思わず聞き入らせる。...
きかぬ‐き【利かぬ気/聞かぬ気】
[名・形動]「利かん気」に同じ。「剛情な—の腕白小僧」〈漱石・門〉
きかん‐き【利かん気/聞かん気】
[名・形動]《「きかぬき」の音変化》人に負けたり、人の言うなりになったりすることを激しく嫌う性質。また、そのような性質であるさま。勝気。「—な少年」
きかん‐ぼう【利かん坊/聞かん坊】
[名・形動]《「きかぬぼう」の音変化》言うことをなかなか聞かない、勝ち気でわんぱくな子。また、そのような性質であるさま。きかんぼ。「—な(の)くせに泣き虫だ」
きき‐かえ・す【聞(き)返す】
[動サ五(四)] 1 一度聞いたことを繰り返して聞く。 ㋐繰り返し質問する。問いなおす。聞きなおす。「答えが要領を得ないので、もう一度—・した」 ㋑以前に聞いたものをもう一度聞く。聞きなおす。「...