エッチ‐エル‐エー【HLA】
《human leukocyte antigen》ヒト白血球抗原。免疫を担当する。組織適合抗原ともいい、皮膚・臓器移植の際には患者とドナー(提供者)とで一致していないと拒絶反応を起こす。
おうかくまく‐ヘルニア【横隔膜ヘルニア】
横隔膜に生じたすきまから、腹腔にある臓器が胸腔へ脱出した状態。呼吸困難などの症状を呈する。
オルガノイド【organoid】
ばらばらの細胞から、臓器・器官を模して再構成された組織。分化と自己複製を行う幹細胞やiPS細胞などを用いて、試験管内(in vitro(インビトロ))で三次元的な構造も含めて形成する。脳・肝臓・...
かいご‐きゅうふ【介護給付】
1 平成12年(2000)に始まった介護保険制度で要介護状態と認定された被保険者に提供される介護サービス、介護に関わる費用の支給のこと。5段階の給付区分があり、訪問介護・訪問入浴・訪問リハビリテ...
かいごほしょう‐きゅうふ【介護補償給付】
業務災害に対して給付される労災保険の一。障害補償年金または傷病補償年金の受給者のうち、重度の精神神経障害・胸腹部臓器障害があり、介護を受けている場合に支給される。通勤災害の場合は介護給付という。
かい‐ちゅう【回虫/蛔虫】
線虫綱回虫科の袋形動物。人間の小腸に寄生。体は細長く、黄白色。体長20〜40センチになり、雄のほうが小さい。虫卵が野菜などに付着して人間の口から体内に入り、小腸で孵化(ふか)した幼虫は肝臓・心臓...
かいふく‐じゅつ【開腹術】
臓器などを治療するために、腹壁を切開する手術法。開腹手術。
かくまくいしょく‐ほう【角膜移植法】
《「角膜移植に関する法律」の略称》角膜移植術によって視力障害者の視力回復を図るために、死体から眼球を摘出する際に必要な事項を規定した法律。昭和33年(1958)成立。昭和54年(1979)角膜腎...
かくまくじんぞういしょく‐ほう【角膜腎臓移植法】
《「角膜及び腎臓の移植に関する法律」の略称》角膜移植術による視力障害者の視力の回復、および腎臓移植術による腎臓機能障害者に対する腎臓機能の付与を図るために、死体から眼球または腎臓を摘出する際に必...
かご‐しゅ【過誤腫】
臓器の正常な組織成分が先天的な異常によって過剰に増殖した状態。