さゆり‐ばな【小百合花】
[名]ユリの花。 [枕]同音を持つ「後(ゆり)」にかかる。「灯火(ともしび)の光に見ゆる—ゆりも逢はむと思ひそめてき」〈万・四〇八七〉
さわ‐あじさい【沢紫陽花】
ヤマアジサイの別名。
さん‐げ【散華/散花】
[名](スル) 1 花をまいて仏に供養すること。 2 四箇の法要の一。梵唄(ぼんばい)のあとにシキミの葉あるいは花を散布すること。また、紙製の蓮華の花びらを花筥(けこ)に入れ、散布すること。 3...
さんげ【散華】
高橋和巳の小説。昭和38年(1963)「文芸」誌に発表。
さんざ‐か【山茶花】
《「さんさか」とも》「さざんか(山茶花)」に同じ。〈日葡〉
さんたん‐か【山丹花】
アカネ科イクソラ属の常緑低木。長楕円形の葉が対生。茎の先に朱紅色の花が10〜30個丸く集まって咲く。中国南部からマレーシアの原産で、日本には江戸時代以前に渡来。
ざん‐か【残花】
1 散り残っている花。「—一輪」 2 春の末のころに咲き残っている桜の花。残る花。名残の花。《季 春》
しお‐ばな【塩花】
1 不浄を清めたり、縁起直しのために塩を振りまくこと。また、その塩。伊豆諸島などでは海水を汲(く)んで来て振りかける。 2 料理屋などの入り口に、山形に置く塩。盛り塩。 3 砕けて花のように飛び...
し‐か【紙花】
紙で作った花。特に、葬儀に用いる造花。かみばな。
し‐か【詞華/詞花】
詩歌や文章で、巧みに美しく表現したことば。すぐれた詩文。詞藻。