いくち‐しま【生口島】
《「いのくちしま」とも》広島県南東部、瀬戸内海の芸予諸島中の島。瀬戸内しまなみ海道のほぼ中央、尾道市瀬戸田町にある。面積31平方キロメートル。最高峰は南西にある観音山(標高472メートル)で眺望...
いこく‐しゅみ【異国趣味】
1 外国の風物にあこがれ、そこから感じられる趣を好むこと。 2 外国の人物・事象に取材して、芸術的効果を上げる手法。エキゾチシズム。
いざよい‐ばら【十六夜薔薇】
サンショウバラの園芸品種。落葉低木。葉の付け根にとげを二つもつ。初夏、淡紅紫色の八重咲きの花を開く。花びらの一方が欠けているので、十六夜の月にたとえてこの名がある。挿し木により栽培。
いしうす‐げい【石臼芸】
芸事は何でもやるが、荒っぽくて一つもすぐれたものがないこと。また、その芸。碾(ひ)き臼芸。→茶臼芸
い‐しょう【意匠】
1 絵画・詩文や催し物などで、工夫をめぐらすこと。趣向。「舞台照明に—を凝らす」 2 美術・工芸・工業製品などで、その形・色・模様・配置などについて加える装飾上の工夫。デザイン。
い‐しょう【衣装/衣裳】
1 《上半身につける「衣(きぬ)」と下半身につける「裳(も)」の意から》着物。衣服。「馬子にも—」 2 儀式や祭りの場での、多く定式化された衣服。また、芸能で出演者のつける衣服。舞楽・能では、特...
いしんぜんやのぶんがく【維新前夜の文学】
杉浦明平による文芸評論。昭和42年(1967)刊。本居宣長、渡辺崋山、山片蟠桃といった江戸時代の思想家や、戯作(げさく)・和歌・漂流記など幅広いジャンルの作品を取り上げ、明治維新前夜の日本文学を...
いじ・る【弄る】
[動ラ五(四)] 1 指先や手で触ったりなでたりする。「ネクタイを—・る」 2 物事を少し変えたり、動かしたりする。「編成を—・る」 3 趣味として楽しむために、あれこれと手を加えたり、操作した...
イスファハーン【Eşfahān】
イラン中部、イスファハーン州の都市。同州の州都。前6世紀、アケメネス朝ペルシア帝国のころ建設。16世紀末、サファビー朝アッバース1世により首都に定められ、都市計画に基づきイマーム広場を中心に多く...
いずのおどりこ【伊豆の踊子】
川端康成の小説。大正15年(1926)発表。伊豆を旅する一高生と旅芸人の踊り子との淡い恋を描く。 五所平之助監督による映画の題名。正式には「恋の花咲く伊豆の踊子」。昭和8年(1933)公開。...