サボン‐そう【サボン草】
ナデシコ科の多年草。高さ20〜80センチ。夏、桃色の5弁花を開く。葉や根にサポニンを含むので水に浸すと石鹸(せっけん)水のように泡を出す。根を去痰(きょたん)薬などに用いる。ヨーロッパ・アジア西...
さわ‐るりそう【沢瑠璃草】
ムラサキ科の多年草。山地の木陰に生え、高さ30〜50センチ。夏、るり色の花を総状につける。
さんしち‐そう【三七草/山漆草】
キク科の多年草。高さ約1メートル。葉は羽状に深い切れ込みがある。秋、深黄色の頭状花をつける。中国の原産で、庭園で栽培される。葉の汁は毒虫に刺された傷に効く。さんしち。ちどめ。《季 秋》
さん‐そう【三草】
1 江戸時代、実生活に有用とされた3種の草。麻・藍(あい)・紅花、または麻・藍・木棉(きわた)をいう。 2 古今伝授の中で解釈上の秘伝とされた3種の草花の名。「川菜草(かわなぐさ)」「呉(くれ)...
さん‐そう【山草】
山に生えている草。
さんぼく‐いっそう【三木一草】
南朝の四人の功臣の称。三木は結城親光(ゆうきちかみつ)・伯耆守(ほうきのかみ)名和長年・楠木正成、一草は千種忠顕(ちぐさただあき)をさす。
ざくろ‐そう【石榴草】
ザクロソウ科の一年草。道端などに生え、高さ10〜20センチ。ザクロに似た葉が3〜5枚輪生する。夏から秋、黄褐色の小花を多数つける。
ざぜん‐そう【座禅草】
サトイモ科の多年草。中部地方以北の山間の湿地に自生。全体に悪臭がある。葉は大きい心臓形で長さ約40センチ。4月ごろ、葉の開かないうちに、紫黒色の厚い仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた花をつける。名...
ざっ‐そう【雑草】
1 自然に生えるいろいろな草。また、名も知らない雑多な草。 2 農耕地や庭などで、栽培目的の植物以外の草。 3 生命力・生活力が強いことのたとえ。「—のようなしたたかさ」
しかな‐ぐさ【鹿鳴草】
ハギの別名。