こう‐てん【荒天】
風雨の激しい、荒れた天気。悪天候。「—をついて船出する」
こう‐ど【荒土】
荒れた土地。不毛の地。
こう‐はい【荒廃】
[名](スル) 1 建物や土地などが荒れはてること。「戦争で国土が—する」 2 荒れすさむこと。「人心の—した社会」 [補説]書名別項。→荒廃
こう‐ばく【荒漠】
[ト・タル][文][形動タリ]荒れはてて寂しいさま。「—たる原野」〈透谷・秋窓雑記〉
こう‐ぶ【荒蕪】
[名](スル)土地が荒れて、雑草の茂るがままになっていること。「—地」「—せる丘陵の間」〈鴎外訳・即興詩人〉
こう‐りょう【荒涼】
[名・形動] 1 荒れ果ててものさびしいこと。また、そのさま。「三千代は自分の—な胸の中(うち)を」〈漱石・それから〉 2 漠然として要領を得ないこと。また、そのさま。「題の本意もなくすこぶる...
こきだ‐く
[副]程度のはなはだしいさま。ひどく。「三笠山野辺行く道は—もしげく荒れたるか久にあらなくに」〈万・二三二〉
こくふう‐はくう【黒風白雨】
《「白雨」はにわか雨のこと》激しい風が吹き荒れ、強い雨が降ること。
こだい‐まい【古代米】
作物化される以前の、野生の特徴を残したイネの品種の総称。荒れ地で肥料なしでも育つが、収量が少なく生産性は低い。赤米や黒米などがある。
こ‐はぎ【小萩】
小さい萩。また、萩。《季 秋》「垣荒れて犬踏み分くる—かな/闌更」