いん【蔭】
[人名用漢字] [音]イン(漢) オン(呉) [訓]かげ 〈イン〉 1 草木のかげ。日陰。「樹蔭・緑蔭」 2 他人の助け。おかげ。「庇蔭(ひいん)」 3 父祖の功で官職につくこと。「蔭官」 ...
いん‐し【蔭子】
「おんし(蔭子)」に同じ。
いんりょうけんにちろく【蔭涼軒日録】
室町中期、京都相国寺鹿苑院(ろくおんいん)内の蔭涼軒主の記した公用日記。永享7〜文正元年(1435〜66)は季瓊真蘂(きけいしんずい)が、文明16〜明応2年(1484〜93)は亀泉集証(きせんし...
おん【陰/飲/隠/蔭】
〈陰〉⇒いん 〈飲〉⇒いん 〈隠〉⇒いん 〈蔭〉⇒いん
いん‐い【蔭位】
⇒おんい(蔭位)
おん‐い【蔭位】
《父祖のお蔭(かげ)で賜る位の意》律令制で、親王以下五位以上の者の子と、三位以上の者の孫とが、21歳になると自動的に従五位下から従八位下の位階を授けられること。また、その位階。いんい。
おん‐し【蔭子】
律令制で、蔭位(おんい)を受ける資格のある五位以上の貴族の子。いんし。→蔭孫(おんそん)
おん‐そん【蔭孫】
蔭位(おんい)を受ける資格をもった三位以上の貴族の孫。
おん‐ぽ【蔭補】
父祖の功績によって、子孫が官位を授かること。
かげ【陰/蔭/翳】
《「影」と同語源》 1 物に遮られて、日光や風雨の当たらない所。「木の—で休む」 2 物の後ろや裏など、遮られて見えない所。裏側。「戸の—に隠れる」「月が雲の—にかくれる」 3 その人のいない所...