アイ‐エヌ‐シー‐ビー【INCB】
《International Narcotics Control Board》国際麻薬統制委員会。国際連合の経済社会理事会に属する。1961年設立。1991年に国連麻薬部、UNFDAC(国連薬物...
アイ‐エヌ‐ディー【IND】
《investigational new drug》治験薬。動物実験を終えて、薬物取締機関が臨床試験の研究用として認めた薬。研究用新薬。
アジドチミジン【azidothymidine】
エイズ(後天性免疫不全症候群)の治療薬。1960年代に制癌(せいがん)剤として開発された薬物。エイズの根本的治療薬とはならないが、臨床試験で延命効果が確認されている。AZT。
アナフィラキシー【anaphylaxis】
《防御の消失した状態の意》アレルギーのうちで、特に症状の激しいもの。薬物ショックなど。
アナフィラキシー‐ショック
《anaphylactic shockから》アナフィラキシーの激しい場合で、じんましん・呼吸困難・下痢・低血圧などが起こり生命の危険をともなうもの。虫刺されやペニシリンなどの薬物によって起こるこ...
あぶら‐ぐすり【脂薬/膏薬】
種々の薬物を脂で練りあわせた薬。塗り薬・貼り薬として用いる。こうやく。
あへんえんきゅうしょくおよびばしょていきょう‐ざい【阿片煙吸食及び場所提供罪】
阿片を吸引・摂取する罪。また、そのための場所を提供して利益を図る罪。刑法第139条が禁じ、前者は3年以下の、後者は6か月以上7年以下の懲役に処せられる。阿片煙吸食場所提供罪。阿片煙吸食罪。 [補...
あへん‐ほう【阿片法】
阿片を医療・学術研究用に限定して適正に供給し、乱用を取り締まるために定められた法律。阿片の輸出・輸入・買取・受渡は国が行い、原料となるけしの栽培を許可制とし、阿片の採取、阿片・けしがらの輸出入・...
いちぶ‐しっこうゆうよ【一部執行猶予】
裁判所が3年以下の懲役または禁錮を言い渡す場合に、刑の一部を執行し、残りの期間について執行を猶予できる制度。初めて実刑を受ける人や薬物使用者が対象。平成28年(2016)6月より導入。
いでんし‐ドーピング【遺伝子ドーピング】
スポーツ選手が遺伝子治療の技術を利用し、競技に有利な身体機能を得るために体外から人工的に改変した遺伝子を導入すること。筋肉増強、赤血球増量などの効果が得られる。 [補説]薬物とは異なり、尿や血液...