ちょう‐しゅっけつ【腸出血】
腸粘膜が傷ついて出血すること。腸結核・腸チフスなどでみられることがある。
ていしきそせい‐ひんけつ【低色素性貧血】
貧血の分類の一つ。赤血球に含まれるヘモグロビンの濃度が減少している貧血。鉄の欠乏などによるヘモグロビンの産生障害が疑われる。小球性低色素性貧血となることが多い。→正色素性貧血
てっ‐けつ【鉄血】
《プロイセン首相ビスマルクの言葉から。「鉄」は兵器、「血」は兵士をさす》兵力。軍備。→鉄血政策
てつけつぼうせい‐ひんけつ【鉄欠乏性貧血】
赤血球に含まれるヘモグロビンの量が減り、血液中のヘモグロビン濃度が低下している貧血。偏食、月経過多、悪性腫瘍による慢性的な出血、胃切除による吸収不全、妊娠・出産などで鉄が不足することによって起こ...
とうがいない‐しゅっけつ【頭蓋内出血】
頭蓋の内部で起こる出血の総称。出血する場所により、脳実質内出血・脳室内出血・くも膜下出血・硬膜下出血などに分けられる。
と‐けつ【吐血】
[名](スル)食道・胃・十二指腸などから出血した血液を嘔吐(おうと)すること。吐いた血の色は褐色がかっている。→喀血(かっけつ)
どうみゃく‐けつ【動脈血】
肺でガス交換を終え、鮮紅色で多量の酸素・栄養素を含む血液。一般に動脈を流れる。
どく‐ち【毒血】
病毒を含んだ血。悪血(おけつ)。
ない‐しゅっけつ【内出血】
[名](スル)体内で出血が起こること。血液が組織や体腔内にとどまって体外に出ない状態。「打撲部位が—する」⇔外出血。
なが‐ち【長血】
子宮から血のまじったおりものが長期間出ること。赤帯下(しゃくたいげ)。