ぎょう‐こう【行幸】
[名](スル)《「ぎょうごう」とも》天皇が外出すること。行く先が2か所以上にわたるときには巡幸という。みゆき。→行啓(ぎょうけい)
ぎょう‐じゅう【行住】
行くことと、とどまること。また、立ち居。「動作—がしとやかなりせば」〈逍遥・諷誡京わらんべ〉
ぎょうじゅう‐ざが【行住坐臥】
1 仏語。人の起居動作の根本である、行くこと・とどまること・座ること・寝ることの四つ。四威儀。 2 日常の振る舞い。また、つね日ごろ。「—初心を忘れない」
ぎょう‐れつ【行列】
[名](スル) 1 多くの人や物などが列をつくって並ぶこと。また、その列。「店頭に—ができる」「—して開場を待つ」 2 供奉(ぐぶ)の列をなして行くこと。また、その列。 3 数字や文字を方形に並...
クオ‐バディス【(ラテン)Quo Vadis】
《「あなたはどこへ行くのか」の意》シェンキェビチの長編歴史小説。1896年刊。暴君ネロ治世下のローマを舞台に、迫害されるキリスト教徒の精神的勝利を描く。
く‐さ【来さ】
《「さ」は時の意の接尾語。「行くさ来さ」の形で用いられる》こちらへ来る時。こちらへ帰る時。来るさ。「青海原風波なびき行くさ—障(つつ)むことなく船は早けむ」〈万・四五一四〉
くさかり‐うた【草刈(り)歌】
民謡の一。野山へ草などを刈りに行く道中や、刈り取り作業中にうたう労作歌。
くさ‐がく・る【草隠る】
[動ラ下二]草の陰になって見えなくなる。「住吉のあさざは水に影みれば空行く月も—・れつつ」〈新千載・秋上〉
くさ‐わき【草分き/草脇】
《草を押し分けて行くところから》獣類の胸先。くさわけ。「敵かからば、馬の—、太腹突いてははね落とさせ」〈太平記・三七〉
くさ‐わけ【草分け】
1 土地を切り開いて、そこに村や町を興すこと。また、その人。 2 ある物事を初めて行うこと。また、その人。創始者。「電子工業界の—」 3 草深い所を分けて行くこと。また、そういう所。「—の道を早...