百里(ひゃくり)を行(ゆ)く者(もの)は九十(くじゅう)を半(なか)ばとす
《「戦国策」秦策・武王から》何事も終わりのほうほど困難であるから、九分どおりまで来てやっと半分と心得、最後まで気をゆるめるな、という戒めの言葉。百里を行く者は九十里を半ばとす。
ひょう‐ひょう【飄飄】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 風の吹くさまや、その音を表す語。「耳元で風が—と鳴り続けた」〈火野・土と兵隊〉 2 風に吹かれてひるがえるさま。「風に揉まれる煙の如く—と舞いながら」〈谷崎・...
ひょこ‐ひょこ
[副] 1 小刻みに、はねるように動くさま。ぴょこぴょこ。「幼児が—(と)歩く」 2 しきりに頭を上下するさま。ぴょこぴょこ。「弁解しながら頭を—(と)下げる」 3 身軽に、また軽い気持ちで出歩...
ひる‐なか【昼中】
昼間。真昼。日中。「—でも道行く人は途絶えがちで」〈荷風・冬の蠅〉
ひろい‐あるき【拾い歩き】
[名](スル) 1 徒歩でぶらぶら行くこと。 2 「拾い足」に同じ。「雪解け道を—して行く」
ひろ・う【拾う】
[動ワ五(ハ四)] 1 落ちているものを取り上げて手にする。「ごみを—・う」⇔捨てる。 2 他人の落とした物を手に入れる。拾得する。「財布を—・う」 3 多くの中から必要なものを選び取る。「関係...
び‐こう【尾行】
[名](スル)相手の行動を探ったり監視したりするために、気づかれないようにあとをつけて行くこと。「—をまく」「容疑者を—する」
びゃく‐げつ【白月】
古代インドの暦法で、月が満ち始めてから満月に至るまでの15日間の称。びゃくがつ。はくげつ。⇔黒月。「—黒月のかはり行くをみて、三十日をわきまへ」〈平家・三〉
ぴしゃ‐ぴしゃ
[副] 1 平たいもので続けて軽く打つさまや、その音を表す語。「—(と)背中をたたく」 2 液体が続けてはねるさまや、その音を表す語。「水たまりを—(と)歩いて行く」
ふう‐う【風雨】
1 風と雨。「—にさらす」 2 強い風をともなって降る雨。あらし。「—をついて行く」