軍配(ぐんばい)を返(かえ)・す
相撲で、制限時間がきたとき、行司が軍配を裏返して構え、取組を始めさせる。
けん‐ずもう【拳相撲/拳角力】
相撲に擬して、小さな土俵を設けて、行司を置き、東西に分かれて拳をたたかわせる遊戯。江戸中期に流行し、明治期まで行われた。
さし‐ちがえ【差(し)違え】
1 入れ違えること。誤ってほかの所へ差し入れること。 2 相撲で、行司が誤って負けた力士に軍配をあげること。物言いがつき、行司判定が覆された場合をいう。さしちがい。
さし‐ちが・える【差(し)違える】
[動ア下一][文]さしちが・ふ[ハ下二] 1 誤ってほかへ差し入れる。「整理カードを—・える」 2 相撲で、行司が判定を誤って負けた力士へ軍配をあげる。 3 互い違いの形にする。「三尺の御几帳一...
し【司】
[音]シ(呉)(漢) ス(唐) [訓]つかさどる つかさ [学習漢字]4年 1 役目を受け持ちとりしきる。つかさどる。「司会・司書・司令」 2 役目を受け持つ人。「行司(ぎょうじ)・宮司(ぐうじ...
しきもり‐いのすけ【式守伊之助】
相撲の行司の名。木村庄之助の次位で、ともに立行司(たてぎょうじ)。
たて【立て】
[名] 1 立ててあること。「—看板」 2 酒宴。遊興。「こりゃ—に行く大尽衣装ぢゃ」〈浄・歌祭文〉 3 他人の分の遊興費も払ってやること。おごり。「わたしが—でござります」〈伎・韓人漢文〉 ...
たて‐ぎょうじ【立行司】
大相撲で、最高位の行司。腰に短刀を帯びて土俵に上がる。現在は木村庄之助と式守伊之助。
たまり【溜まり】
1 もののたまること。また、たまっている所。「水—」 2 人の集まる場所。たまり場。「仲間の—になっている店」 3 相撲の土俵下で審判委員・行司・力士が控える所。「力士が—に入る」 4 味噌から...
手刀(てがたな)を切(き)・る
相撲で、勝ち力士が土俵の上で、行司から懸賞金を受け取るときの作法。右手を手刀にして中央・右・左、または左・右・中央の順に切る。造化(ぞうか)の三神(さんじん)に対する尊敬の念を表すものとされる。