うそ【嘘】
1 事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。偽(いつわ)り。「—をつく」「この話に—はない」 2 正しくないこと。誤り。「—の字を書く」 3 適切でないこと。望ましくないこ...
うた【歌/唄】
1 拍子と節をつけて歌う言葉の総称。また、それを歌うこと。神楽歌・催馬楽(さいばら)・今様(いまよう)から、現今の唱歌・民謡・歌謡曲などまで種類が多い。 2 一定の音節数によって語の調子を整えた...
うたい‐あ・げる【歌い上げる/謳い上げる】
[動ガ下一][文]うたひあ・ぐ[ガ下二] 1 詩や歌・文章などにじょうずに表現する。「ヒューマニズムを—・げた作品」 2 盛んに述べたてる。「効能を—・げる」 3 最後まで歌う。「愛の歌を朗々と...
うた‐え【歌絵】
和歌の内容を表現した絵。平安時代に流行。歌を書き添えてある場合が多い。「葦手(あしで)、—などを思ひ思ひに書け」〈源・梅枝〉
うたがた‐も
[副]《平安時代以後「うたかたも」とも》 1 必ず。きっと。「離れ磯(そ)に立てるむろの木—久しき時を過ぎにけるかも」〈万・三六〇〇〉 2 (打消しや反語の表現を伴って)決して。「天離(あまざか...
うち‐ことば【打(ち)言葉】
(「話し言葉」「書き言葉」に対して)携帯電話やパソコンのキーを使って(打って)書かれた語句・語法。また、その文章。メールに使われる絵文字・顔文字や「アケオメ(明けましておめでとう)」などの略語に...
うち‐ふる・える【打(ち)震える】
[動ア下一][文]うちふる・ふ[ハ下二]小刻みに揺れ動く。「喜びに—・える」「興奮と感動に身体が—・える」「孤独な少年の—・える内面を表現する」
うつ・す【写す】
[動サ五(四)]《「移す」と同語源》 1 文書・絵などを元のとおりに書き取る。まねてそのとおりに書く。転写する。模写する。「手本を—・す」「友達のレポートを—・す」 2 ある物をまねてそのとおり...
うま・し【旨し/甘し/美し】
[形シク]満ち足りていて美しい、すばらしいと賛美する気持ちを表す。よい。すばらしい。「なんでふ心地すれば、かく物を思ひたるさまにて月を見給ふぞ、—・しき世に」〈竹取〉
[形ク]「うまい」の文...
う‐もん【有文】
1 衣服・冠などに模様のあること。⇔無文。 2 和歌・連歌・俳諧で、技巧や趣向のおもしろさが目立つもの。⇔無文。「歌にも連歌にも—無文と云ふ事あるなり」〈九州問答〉 3 能楽で、見かけの効果的な...