サイコドラマ【psychodrama】
米国の精神科医モレノが創始した集団心理療法の一技法。患者の集団にある題の劇を即興で自由に演じさせ、自然に心の内部が表現されるようにする。心理劇。
サイテック‐アート【psytec art】
《psytecは、psycho(心理学)+technology(科学技術)から》光・音響・運動などについて心理学的・科学的技術を用いて表現する造形。
さいぶんかつ‐きょくめん【細分割曲面】
三次元グラフィックスで、ポリゴンを規則的に細かく分割することを繰り返し、より滑らかな曲面を表現する手法。サブディビジョンサーフェス。
さいれ‐ことば【さ入れ言葉】
不要な「さ」を入れた表現。「使いに行かさせる」「休まさせていただく」のように、助動詞「せる」を用いるべきところで「させる」を用いるなど。文法的には破格。さ入れ表現。 [補説]助動詞「せる」は五段...
さが‐な
《形容詞「さがなし」の語幹》たちがよくないこと。口が悪いこと。感動表現に用いる。「あな、—。たはぶれにも、のたまふべきにあらず」〈宇津保・俊蔭〉
さくま‐かなえ【佐久間鼎】
[1888〜1970]心理学者・国語学者・音声学者。千葉の生まれ。九州大・東洋大教授。日本語の文法およびアクセントに関する研究で大きな業績をあげた。著「日本音声学」「現代日本語の表現と語法」など。
さくらがり【桜狩】
箏曲(そうきょく)。文化年間(1804〜1818)ごろに山田検校が作曲。越前家の姫君の作詞という。花見の情景を表現したもの。
長唄。安政年間(1854〜1860)に2世芳村孝次郎または10世...
さ・ける【避ける】
[動カ下一][文]さ・く[カ下二] 1 それとかかわることで不都合や不利益が生じると予測される人や事物から離れるようにする。また、そのような人や事物に近づかないようにする。「あの人は—・けたほう...
さ‐しも【然しも】
[副]《副詞「さ」+副助詞「し」+係助詞「も」から》 1 あれほど。あんなにも。「—栄えた平氏一門もついには滅びた」 2 (多く打消しや反語の表現を伴って用いる)そのようにも。それほどにも。「こ...
さてもその後(のち)
古浄瑠璃の文の書き出しに用いられる慣用的表現。このようにして、そののち。「—箕田(みた)の源太広綱は」〈浄・頼光跡目論〉