どうみゃく‐かいり【動脈解離】
動脈の内膜にできた裂け目から血液が流れ込み、血管の中膜が2層に分離し、血管壁内に血流路(偽腔)ができた状態。
なんこつ‐さいぼう【軟骨細胞】
軟骨組織を形成する細胞。軟骨小腔という軟骨基質の裂け目の中にあり、コラーゲンやプロテオグリカンなどのたんぱく質を産生・分泌して軟骨基質を形成する。
にせ‐しょうろ【贋松露】
ニセショウロ科の毒キノコ。夏から秋に山野などの地上に生える。ショウロに似るが、表面に裂け目がある。
ひび【皹/皸】
皮膚が寒さや乾燥のため荒れて細かい裂け目ができること。「—が切れる」《季 冬》
ヘルニア【(ラテン)hernia】
体内の臓器が、あるべき部位から逸脱した状態。腹部の内臓に多くみられ、腹壁に生じた裂け目から腹膜に包まれたまま腹腔外に脱出する。鼠蹊(そけい)ヘルニア・臍(さい)ヘルニアや椎間板ヘルニアなどがある。
みず‐なら【水楢】
ブナ科の落葉高木。山地に多く、高さ30メートルにも達し、樹枝は黒褐色で裂け目がある。葉は大きく、倒卵形で縁にぎざぎざがあり、柄はほとんどない。5月ごろ、雌花と尾状の雄花とをつける。実はどんぐり。...
やち‐だも【谷地だも】
モクセイ科トネリコ属の落葉高木。本州北部から北の湿地に自生。樹皮に縦の裂け目があり、葉は長楕円形の小葉からなる羽状複葉で、小葉の基部に褐色の毛が密生する。雌雄異株で、4、5月ごろ、黄緑色の小花を...
れっ‐か【裂罅】
裂けてできたすきま。裂け目。割れ目。「紅海は大陸の—だとしいて思ってみても」〈寅彦・旅日記から〉
わに‐ぐち【鰐口】
1 神社仏閣の堂前に、布を編んだ太い綱とともにつるしてある円形の大きな鈴。中空で下方に横長の裂け目がある。参詣者が綱を振って打ち鳴らす。 2 人の横に広い口をあざけっていう語。「頭の禿げ上がった...
われ‐め【割れ目/破れ目】
割れたところ。割れてできた裂け目。ひび。「—が入る」「氷の—」