ふくろ・ぶ【綻ぶ】
[動バ上二]《「ほころぶ」の音変化》 1 縫い目・とじ目などが解ける。「どこもかしこも—・びて、裾廻りがばらばら」〈浄・浪花鑑〉 2 こらえきれずに、涙が流れる。「こらへるだけと包めども、むせび...
ふく‐わけ【福分け】
[名](スル)祝いの品や人からもらったものを他の人に分けてやること。また、そのもの。福渡し。お裾分(すそわ)け。おふくわけ。
ふじ‐ぎぬ【富士絹/不二絹】
絹紡糸を用いた平織りの絹織物。広幅で無地染めや捺染(なっせん)をして、裾回し・長襦袢(ながジユバン)地・洋服地などに用いる。明治末期、富士瓦斯(ガス)紡績会社が創製したところからの名称。
ふじ‐サファリパーク【富士サファリパーク】
静岡県裾野市にある屋外型の動物園。昭和55年(1980)開園。面積74万平方メートル。放し飼いにされているライオンやトラ、ゾウなどの動物を、専用バスまたは自家用車の中から観覧することができる。
ふじにたつかげ【富士に立つ影】
白井喬二の長編小説。大正13年(1924)から昭和2年(1927)にかけて報知新聞に連載。単行本は、大正14年(1925)から昭和2年(1927)にかけて全8冊を刊行。幕末から明治初頭を時代背景...
ふな‐のり【船乗り】
1 船に乗り込んで、船の仕事に従事する人。船員。 2 船に乗って出立すること。「あごの浦に—すらむ娘子(をとめ)らが赤裳の裾に潮満つらむか」〈万・三六一〇〉
ふみ‐くく・む【踏み含む】
[動マ五(四)]《「ふみくぐむ」とも》衣や袴(はかま)などを足で踏むほどに裾長(すそなが)に着る。「蹴出しの浅黄を—・み其の紅を捌きながら」〈鏡花・日本橋〉
ふみ‐ちら・す【踏(み)散らす】
[動サ五(四)] 1 足で踏んで物を散らかす。踏み荒らす。「草花を—・す」 2 袴(はかま)や指貫(さしぬき)などの裾を左右に蹴り広げる。「青鈍の指貫など、—・してゐためり」〈枕・三三〉
フル‐スカート【full skirt】
ギャザーやフレアを十分に入れて、裾幅(すそはば)を広くした、全体にゆったりと作ったスカート。
フレア【flare】
《「フレアー」とも》 1 スカートやコートなどの、洋服の裾の朝顔形の広がり。 2 ゆらめく炎。「—スタック」 3 太陽の彩層の一部で爆発によって起こる閃光(せんこう)現象。電波・X線・紫外線の増...