か‐や【蚊帳/蚊屋】
夏の夜、蚊や害虫を防ぐため、四隅をつって寝床を覆う道具。麻・木綿などで粗く織って作る。かちょう。《季 夏》「—つるや晦日(みそか)の宵の更けにけり/万太郎」
カラッパ【(ラテン)Calappa】
十脚目カラッパ科のカニの総称。浅海の砂泥底にすむ。甲は球状で、甲幅10〜15センチ、後縁がひさし状に張り出し、その下に歩脚を畳み込む。はさみ脚は極端に幅広く、甲の前面を覆う。温・熱帯海に分布。
かわら‐ぼう【瓦棒】
金属板葺き屋根で、傾斜の方向に一定間隔に並べて取り付ける棒状の材。この上も金属板で覆うので、雨漏れに強い。
かんこつ‐きん【寛骨筋】
寛骨を覆う、腸腰筋・臀筋(でんきん)などの筋肉。大腿の運動をつかさどる。
かんとう‐ローム【関東ローム】
関東地方の台地や丘陵を覆う赤褐色の風化した火山灰層。更新世に、箱根・富士・男体・赤城・浅間などの火山から噴出したものに由来する。
カーチフ【kerchief】
女性が装飾のため、または頭を覆うのに用いる、主に模様のプリントされた四角い布の総称。ハンカチーフ・ネッカチーフ・スカーフなど。
カーテン‐エアバッグ【curtain air bag】
エアバッグの一。自動車内部の両側面に備え付けられる。衝突時には窓を覆うようにふくらみ、乗員の側面衝突や車外への飛び出し、ガラスの飛散によるけがなどを防止する。
がいとう‐まく【外套膜】
軟体動物の体の表面を覆う膜。イカでは円錐状、タコでは袋状をし、貝類ではその表面や縁から石灰分を分泌して貝殻を作る。外套。
がい‐ひ【外皮】
1 物の外側の皮。⇔内皮。 2 動物の体表を覆う皮膚およびその変形物。 3 植物の茎や根の表面を包む細胞層のうち、厚く木化した最外層部分。
ガス‐マスク【gas mask】
有毒ガスや煙などから呼吸器や目を守るため、顔面を覆うマスク。防毒面。防毒マスク。