あぜち【按察使】
令外(りょうげ)の官の一。奈良時代、国司の施政や諸国の民情などを巡回視察した官。平安時代には陸奥(むつ)・出羽だけを任地とし、大納言・中納言の名目上の兼職となった。あんさつし。
あんぶ‐し【安撫使】
中国、隋・唐の時代の官職。洪水や旱魃(かんばつ)などの災害があるたびごとに現地に派遣され、民政を視察した。
インスペクション【inspection】
1 視察。検査。点検。監視。 2 アルペンスキー競技で、レース前のコースの下見。 3 ソフトウエアの開発工程において、不具合や問題点がないかどうかを第三者が検証すること。
かじば‐みまわり【火事場見廻】
江戸幕府の職名。享保7年(1722)設置。若年寄の支配下で、江戸市中に火事があったとき、消火の指揮に当たるほか、被害状況などの視察・報告を行った。
かんえつ‐しき【観閲式】
自衛隊で行われる儀式の一つ。旧陸軍や諸外国の観兵式に相当するもので、栄誉礼、巡閲、部隊による行進などが行われる。 [補説]内閣総理大臣・防衛大臣・防衛副大臣・統合幕僚長・幕僚長が就任後初めて部隊...
かん‐せん【観戦】
[名](スル) 1 戦いの状態を視察すること。 2 試合などを見物すること。「野球を—する」「将棋の—記」
きどう‐しゃ【軌道車】
鉄道線路の視察・改修などのため、軌道上を走る小型車両。
けん‐か【県下】
その県の行政のもとにある地域。県内。「—を視察する」「—の学校数」
こく‐じょう【国情/国状】
国の政治・経済・文化などの状況。「—を視察する」「—不安」
さ‐さつ【査察】
[名](スル)状況を視察すること。物事が規定どおり行われているかどうかを調べること。「上空から両国の緩衝地帯を—する」