たいよう‐どうきじゅんかいききどう【太陽同期準回帰軌道】
人工衛星がとる軌道の一。太陽同期軌道と準回帰軌道を組み合わせたもの。衛星直下の地表における太陽の入射角が一定となり、同一条件の下で地表を観測できることに加え、一定周期で同一地点の上空に戻ってくる...
たか‐ぐもり【高曇(り)】
空の高いところに一面に雲がかかって、曇っていること。雲量が9以上で、高層雲・高積雲が他の雲よりも多い場合をいったが、現在の気象観測では使用しない。
たせかい‐かいしゃく【多世界解釈】
量子力学に基づいた世界観の一つ。コペンハーゲン解釈の世界観を粒子の観測者にまで拡大し、観測とは無関係に、世界すべてがあらゆる状態の重ね合わせであるとする解釈。1950年に米国のエベレットが提唱。...
たねがしま‐うちゅうセンター【種子島宇宙センター】
種子島の南東端、南種子町(みなみたねちょう)茎永にある、気象・通信衛星や実験用ロケットの打ち上げ・観測を行う施設。昭和41年(1966)設置。JAXA(ジャクサ)(宇宙航空研究開発機構)が運用する。
たんせい‐よんごう【たんせい四号】
昭和55年(1980)2月に打ち上げられた試験衛星MS-T4の愛称。東京大学宇宙航空研究所(現JAXA(ジャクサ))がたんせい3号の後継として開発。ロケットの性能試験、太陽電池パネルの展開、フラ...
たん‐そく【探測】
[名](スル)物事の状態などをさぐり測ること。特に、天体・気象などの現象を観測すること。「超新星を—する」
たんそく‐ききゅう【探測気球】
高層気象の観測に用いる気球。自記気象器械やラジオゾンデをつるして空中にあげ、一定の高度に達すると気球が破れ、器械が落下する。
だいきぼじしんたいさく‐とくべつそちほう【大規模地震対策特別措置法】
大規模な地震による災害から国民の生命・身体および財産を保護するために定めた法律。地震防災対策強化地域の指定、地震観測体制の整備、地震防災体制の整備、地震防災応急対策などについて、地震防災に関する...
だい‐シルチス【大シルチス】
火星表面にある暗褐色の領域。赤道付近、南北約1500キロメートル、東西約1000キロメートルの範囲にわたり、逆三角形のインド半島のように見える。マーズグローバルサーベイヤーの観測で、玄武岩質の火...
だい‐せきはん【大赤斑】
木星の赤道よりやや南に観測される大気の渦。周囲より濃い赤茶色を呈し、地球2〜3個ぶんの直径を持つ。17世紀中ごろに発見されるが18世紀には観測されなかった時期があり、現在の渦が発見時のものとは別...