おお‐つうじ【大通事/大通詞】
江戸時代、長崎に置かれた通訳官兼商務官である唐通事・オランダ通詞の長。
おおはらえ‐の‐ことば【大祓の詞】
大祓に読み上げる祝詞(のりと)。古くは、中臣(なかとみ)氏が宣読した。延喜式に所収。
おき‐ことば【沖言葉/沖詞】
漁師や船乗りが海上で使うことを忌む言葉。転じて、その代わりとして使う言葉。「ながもの(蛇)」「こまもの(イワシ)」「えびす(鯨)」などの類。
おぶすまさぶろうえことば【男衾三郎絵詞】
鎌倉中期の絵巻物。現存一巻。作者未詳。武蔵国の吉見二郎・男衾三郎という武士の兄弟をめぐる物語を絵巻にしたもの。
オランダ‐つうじ【オランダ通詞】
江戸時代、長崎でオランダとの貿易や外交に通訳を務めた人。蘭通詞。
かえ‐ことば【替へ詞/替へ言葉】
合い言葉。符牒(ふちょう)。「この若衆を墓原といへるは、一夜の情代銀三枚あげし—なり」〈浮・男色大鑑・六〉
かかり‐じょし【係(り)助詞】
助詞の分類の一。文中にあって、述語と関係し合っている語に付属して、その陳述に影響を及ぼし、また、文末について、文の成立を助ける働きをする助詞。口語には、「は」「も」「こそ」「さえ」「しか」「しも...
けい‐じょし【係助詞】
⇒かかりじょし
かくし‐ことば【隠し言葉/隠し詞】
特定の社会の中で仲間うちだけで使う言葉。隠語(いんご)。
かく‐じょし【格助詞】
助詞の種類の一。体言または体言に準ずるものに付いて、それが文中で他の語とどんな関係にあるかを示す助詞。現代語では、「が」「の」「を」「に」「へ」「と」「より」「から」「で」など。古語では、「が」...