しん‐しょう【身上】
1 身の上。一身上のこと。しんじょう。 2 財産。資産。身代(しんだい)。また、家の経済状態。暮らし向き。「—をこしらえる」「—をつぶす」 3 給金。芝居関係者の間で用いられた語。「身分だの—だ...
しんしょう‐もち【身上持(ち)】
1 金持ち。財産家。資産家。 2 家計のやりくり。「—のいい女房」
身上(しんしょう)をはた・く
全財産を使いはたす。「道楽に—・く」
しん‐じょう【身上】
1 一身に関すること。身の上。しんしょう。「—書」 2 その人に備わった価値。本領。とりえ。しんしょう。「粘り強さが彼女の—だ」 3 からだ。からだの上。「落葉を攅(あつ)めて—の衣となし」〈太...
しんじょう‐かんご【身上監護】
親権者が未成年の子の身体的・精神的な成長を図るために監護・教育を行うこと。また、後見制度で後見人が被後見人の生活・医療・介護などに関する契約や手続きを行うこと。→財産管理
しんじょうかんご‐けん【身上監護権】
親権者が未成年の子の身体的・精神的な成長を図るために監護・教育を行う権利。民法では、子の居所を定めること、懲戒すること、職業を営むことを許可する権利を規定している。未成年後見人も被後見人である未...
しんじょう‐しょ【身上書】
その人の氏名や家族構成、経歴などを書いた書類。縁談に用いられるものは釣書(つりがき)ともいう。
しんじょう‐れんごう【身上連合】
《personal union》同君連合の形態の一。一人の君主が相続や婚姻などによって、複数の国や地域の王権・主権を得ることで生じる。その主権下の各国はそれぞれ独立した政府をもち、連合は国際法上...
み‐あがり【身上がり/身揚がり】
遊女が自分で抱え主に揚げ代を支払って休むこと。その日は休養をとったり、情人に会ったりした。「—の日はいさみたる顔ぞよき」〈色道大鏡・四〉