めいじ‐びじゅつかい【明治美術会】
日本最初の洋風美術団体。明治22年(1889)浅井忠・小山正太郎らを中心に創立。白馬会の設立・隆盛に伴い、旧派・脂(やに)派とよばれて衰退し、同34年解散。太平洋画会は、その後身。
めい・ずる【銘ずる】
[動サ変][文]めい・ず[サ変]《「めいする」とも》 1 書きつける。金石などに刻みつける。「刀身に—・ずる」 2 心に深く刻みつける。「肝に—・ずる」
めいそうしんけい‐はんしゃ【迷走神経反射】
外界からの刺激が、迷走神経の求心性線維を介して脳の中枢に伝わり、遠心性線維によって末梢の臓器や効果器に防衛反応が生じること。 [補説]気管に刺激を受けたとき、声帯の閉鎖に続いて急激な呼吸運動が起...
めいてつ‐ほしん【明哲保身】
《「詩経」大雅・烝民から》聡明で道理に通じていて、物事を的確に処理し、安全に身を保つこと。
めいどのひきゃく【冥途の飛脚】
浄瑠璃。世話物。3巻。近松門左衛門作。正徳元年(1711)大坂竹本座初演。大坂の飛脚問屋亀屋の養子忠兵衛は新町の遊女梅川を身請けするため、公金に手をつけ、梅川とともに故郷新口村(にのくちむら)に...
めい‐ぶん【名分】
1 立場・身分に応じて守らなければならない道義上の分限。「—を立てる」「大義—」 2 事をするについての表向きの理由。名目。「機構改革を進めるには—に欠ける」
めい‐よ【名誉】
[名・形動] 1 能力や行為について、すぐれた評価を得ていること。また、そのさま。「—ある地位」「—な賞」 2 社会的に認められている、その個人または集団の人格的価値。体面。面目。「—を回復す...
めいろ【迷路】
《原題、(フランス)Le Labyrinthe》フランスの劇作家アラバルの戯曲。1961年執筆、1967年初演。
有島武郎の長編小説。米国滞在中の自身の精神的彷徨を素材とする。大正5年(19...
めおと‐わかれ【夫婦別れ】
夫婦が離別すること。離婚。ふうふわかれ。「身代破り—する時は」〈浄・天の網島〉
め‐かい【目界】
目に映る範囲。視界。「—の見えぬ女の身」〈浄・百合若大臣〉