じょう‐じ【畳字】
1 同じ漢字やかなを繰り返したもの。また、そのときに用いる「堂々」「各々」「あゝ」の「々」「ゝ」などのおどり字のこと。 2 古辞書で意味分類した部門の一つ。漢字熟語をあげる。色葉字類抄などにみられる。
じ‐りん【辞林】
言葉を集めて解釈した書物。辞書。辞典。
スレッド【thread】
《「糸」または「議論の筋道」の意》 1 オペレーティングシステム上で、アプリケーション内の処理を並列して行う際の、最小の処理単位。→マルチスレッド 2 インターネット上の電子掲示板(BBS)やメ...
ずば
[副]《日葡辞書では「づば」とする》矢が深く突き刺さるさま。ずぼっと。「馬の左の胸繋(むながい)づくしを、ひゃう—と射て」〈平家・一一〉
ずぶ
[副] 1 《日葡辞書では「づぶ」と表記》まったく。まるっきり。全然。現代では多く、「ずぶの」の形で用いられる。「—の素人」「—働かないでいる訳にも行かないでね」〈秋声・足迹〉 2 全身水にぬ...
ずん‐ど
[副]《日葡辞書では「づんど」と表記》 1 動作を勢いよくすばやくするさま。さっと。「肩を—躍り越えてぞ戦ひける」〈平家・四〉 2 程度の差がいちじるしいさま。ずっと。「是等は—上代の事にして」...
せつようしゅう【節用集】
室町中期に成立した国語辞書。編者未詳。語をいろは順に分け、さらに天地・時節・草木などの門を立て、意義によって分類・配列したもの。また、江戸時代にはこれを改編・増補した多種多様の節用集が刊行され、...
ぞう‐てい【増訂】
[名](スル)書物の内容を増補し、不備を訂正すること。「辞書を—する」
たどり‐よみ【辿り読み】
[名](スル)文字を一字ずつたどりながら読むこと。「辞書と首っ引きで中国語を—する」
だいげんかい【大言海】
国語辞書。5冊。大槻文彦著。昭和7〜12年(1932〜37)刊。著者没後の出版で、「言海」を増補・改訂したもの。語源の記述が多い。約8万語収録。