さか‐だち【逆立ち】
[名](スル) 1 両手を地につけ、両足を上にあげて、からだを逆さにして立つこと。倒立。しゃっちょこだち。「—して歩く」 2 物の上下が反対になっていること。また、物事の関係が反対になっているこ...
さか‐だ・つ【逆立つ】
[動タ五(四)]さかさまに立つ。また、横になっているものなどが上向きに立つ。「恐怖のあまり髪の毛が—・つ」
[動タ下二]「さかだ(逆立)てる」の文語形。
さか‐だ・てる【逆立てる】
[動タ下一][文]さかだ・つ[タ下二]逆さまに立てる。逆立つようにする。「柳眉(りゅうび)を—・てる」「猫が毛を—・てる」
さか‐つら【逆頰】
1 毛皮の毛並みが逆立っているもの。「猪の—の尻鞘したる太刀帯して」〈今昔・二三・一五〉 2 「逆頰箙(さかつらえびら)」の略。
さかつら‐えびら【逆頰箙】
箙の一種。方立(ほうだて)の表面をイノシシの毛皮で包んだもの。1枚の皮で包むために毛並みが背面は下に、他の三面は逆に上に向くところからいう。主将以下は軍陣に用い、公卿の随身も用いた。
さか‐づ・る【逆釣る】
[動ラ五(四)]怒ったりして、目尻が上がる。「忿怒(ふんぬ)の面火玉の如くし—・ったる目を一段視(み)開き」〈露伴・五重塔〉
さか‐て【逆手】
《普通とは逆にした手の使い方の意》 1 ㋐刃物の柄を、親指が柄の端、小指が刃の方になるように握ること。切腹するときの短刀の持ち方。 ㋑器械体操で、鉄棒などを、手のひらを手前に向けて下から握る握り...
さかて‐なげ【逆手投げ】
相撲の技の一。相手が突き出した手を逆に取って、背負うようにして投げるもの。
さか‐とったり【逆とったり】
相撲の技の一。「とったり」を打たれたときに、その手を抜くようにして腰を強くひねって引くこと。とったりの返し技。
さか‐とびこみ【逆飛(び)込み】
頭から水中に飛び込むこと。