はな‐ごころ【花心】
1 《すぐに散ってしまうところから》移りやすい心。あだ心。浮気心。「—におはする宮なれば」〈源・宿木〉 2 華やかな心。「ひらく連中(いちざ)の—、若やぐ春の一趣向」〈人・恵の花・自序〉
ひな‐だん【雛壇/雛段】
1 雛祭りに、雛人形や調度品などを並べて飾る壇。雛棚。《季 春》「—に桃ちりかかる四日かな/綺堂」 2 歌舞伎の大道具の一。舞踊劇のとき、長唄と囃子(はやし)の演奏者が座る二段の台。上段に長唄連...
ぶっ‐そう【物騒/物忩】
[名・形動] 1 よくない事が起きたり起こしたりしそうな危険な感じがすること。また、そのさま。「—な世の中」「—な連中」 2 ざわざわとして落ち着かないこと。また、そのさま。「京中—の由承る間」...
面(めん)を通(とお)・す
1 顔を見せて相手の面識を得る。「親方連中に—・す」 2 犯人などの顔を見せて確かめる。「目撃者に—・す」→面通し
や‐から【族/輩】
1 (族)同じ血筋の人々。一家一門。眷属。一族。うから。「医は黙し、—は眉をひそめ、自己は旦夕に死を待ちぬ」〈蘆花・不如帰〉 2 (輩)同類の者たち。仲間。連中。ともがら。特に、よくない連中。「...
やま‐だい【山台】
1 歌舞伎の大道具の一。役者が舞台上で腰掛けるのに使う高さ1尺4寸(約42センチ)くらいの台。 2 歌舞伎の大道具の一。常磐津(ときわず)節・清元節などの浄瑠璃連中が出語りのときに座る台。また、...
よから‐ぬ【良からぬ】
[連語]良くない。良いとはいえない。「—連中とつきあう」「—うわさ」
りゅう【流】
1 水などの流れ。「杯を浮かめては—に牽(ひ)かるる曲水の」〈謡・安宅〉 2 流儀。流派。また、系統。「柳生—」「かたのごとくその—をこそ学び候へ」〈謡・関寺小町〉 3 仲間。手合い。連中。軽蔑...
れん【連】
[名] 1 「連勝式」の略。 2 仲間。つれ。また、ひいき筋。「広場へ出して押しあはしたら、駄菓子をくれる—もできめえ」〈人・梅児誉美・後〉 3 《reamの音訳。「嗹」とも書く》用紙を数える...
れん【連】
[音]レン(呉)(漢) [訓]つらなる つらねる つれる むらじ [学習漢字]4年 1 つながり続く。結びつなぐ。「連歌・連繋(れんけい)・連結・連合・連鎖・連続・連隊・連帯・連邦・連盟・連絡/...