しんじん‐かい【新人会】
東京帝国大学内の社会主義学生団体。大正7年(1918)赤松克麿(あかまつかつまろ)らが吉野作造らの援助を得て結成。デモクラシー運動から無産者解放運動に転じ、昭和4年(1929)の解散まで学生運動...
しん‐じんみんぐん【新人民軍】
フィリピン共産党(CPP)の武装組織。1969年に結成。CPP・民族民主戦線(NDF)と連携して反政府運動を展開。山間部を中心にフィリピン全土で、政府軍・警察との武力衝突、政府や公共施設への攻撃...
しん‐スコラがく【新スコラ学】
19世紀後半に起こった中世スコラ学復興の哲学運動。ネオトミズムを主とする。
しんせいかつ‐うんどう【新生活運動】
1 虚礼などを廃止して、生活を合理化、近代化しようとする社会運動。 2 中国で、1934年に蒋介石が提唱した精神運動。儒教的理念に基づく国家総動員体制をめざすファシズム運動だった。
しん‐せん【振戦】
《「震顫」「振顫」とも書く》不随意運動の一つ。意思とは無関係に生じる律動的な細かい振動運動(ふるえ)のこと。振動の大きさ・速さ・発生状況などで分類される。ストレス・不安・疲労・甲状腺機能亢進・ア...
しん‐そくぶつしゅぎ【新即物主義】
《(ドイツ)Neue Sachlichkeit》1920年代から1930年代にかけてドイツに興った芸術運動。表現主義への反動として、合理的、客観的、即物的な現実把握をめざした。画家のグロッス、作...
しん‐ぞうけいしゅぎ【新造形主義】
《(フランス)néo-plasticisme》1917年、オランダの画家モンドリアンを中心として興った芸術運動。線と色彩のみによる幾何学的抽象をめざし、建築・彫刻などにも大きな影響を与えた。
しんぞう‐リハビリテーション【心臓リハビリテーション】
心臓疾患で入院し治療・手術を受けた患者を対象に、社会復帰・再発防止を目的として行われるリハビリテーション。運動療法による体力の回復、生活・栄養指導による危険因子(糖尿病・高血圧・高脂血症)の改善...
しんたいせい‐うんどう【新体制運動】
昭和15年(1940)近衛文麿(このえふみまろ)を中心に展開された、挙国一致の戦時体制の確立を目的とした国民組織運動。
しんちょう‐ぐみ【新徴組】
文久2年(1862)江戸幕府が浪人を徴集して編制した浪士組。庄内藩主酒井忠篤の指揮下に置かれ、江戸市中の取り締まりや討幕運動の弾圧にあたった。