いと‐まき【糸巻(き)】
1 糸を巻いておくこと。また、そのための道具。 2 釣り糸を巻き収める道具。 3 三味線などの弦楽器の棹(さお)の上部にある、糸を巻きつけるねじ。転手(てんじゅ)。 4 江戸時代、女性の髪の結い...
いどころ‐がわり【居所変(わ)り】
劇場の舞台転換法の一。大道具のつり上げ・せり・田楽返し・がんどう返しなどの仕掛けで場面を転換させる方法。
いね‐こき【稲扱き】
刈り取った稲の穂から籾(もみ)をこいて落とすこと。また、その道具。脱穀。いなこき。《季 秋》「—の古き機械を野にさらす/誓子」
い‐ぶつ【遺物】
1 遺跡から出土・発見された、過去の文化を示す物品。考古学では、遺跡のうち、生活のための道具・器具や武器・装身具など動産的要素をさす。 2 今に残る昔のもの。また、時代遅れのもの。「前世紀の—」...
いも‐がしら【芋頭】
1 サトイモの塊茎。親芋。芋の頭(かみ)。人の頭(かしら)に立つ意を通わせ、また子が多いところから縁起物に用いる。《季 新年》 2 形が1に似ている、茶道具の茶入れや水指。
いも‐ちゃしゃく【芋茶杓】
茶道具の茶杓の一。もとは中国の唐宋時代の象牙(ぞうげ)の薬さじで、日本に渡来して茶杓に使われた。先が笹の葉状で、柄の末端に薬を粉末にする小球がついている。芋の子茶杓。芋の葉茶杓。
いも‐の‐こ【芋の子】
1 親芋のまわりについている小さな芋。子芋。《季 秋》 2 形が1に似ている、茶道具の茶入れ。
いろ‐いた【色板】
1 木版の色刷りに用いる版木。 2 さまざまな形の板に、色をつけたもの。子供の遊び道具。
いん‐しょう【印床】
印を彫るとき、印材を挟んで動かないようにする道具。堅い木材でつくる。
インストルメンタリズム【instrumentalism】
1 デューイが主張する認識論上の立場。概念や真理を独立不変のものとせず、現実的解決の道具とみなし、その真偽の規準も行動の有効性によるとする説。道具主義。概念道具説。→プラグマティズム 2 科学哲...