どじょう‐なべ【泥鰌鍋】
1 鍋に丸のままのドジョウとささがきゴボウを入れ、みりん・醤油で味つけをしただしで煮たもの。《季 夏》「灯を入れて葭戸(よしど)透くなり—/波郷」 2 「柳川(やながわ)鍋」に同じ。
ドミニック【(フランス)Dominique】
フロマンタンの自伝的小説。1863年刊。幼なじみの年上の女性への憧憬と報われない恋を、故郷の田園風景を背景に描いた心理小説の傑作。
ど‐れい【土鈴】
土を焼いて作った鈴。古くから魔よけとされ、今も郷土玩具として各地にみられる。
なかみ‐じる【中身汁】
沖縄の郷土料理の一。ゆでた豚の内臓を入れたすまし汁。
ながれのほとりにうまれて【流れのほとりに生まれて】
《原題、(ドイツ)An einem Strom geboren》シュミットボンの自伝小説。ライン川下流域に生まれ育った著者による郷土小説の代表作。
なごや‐さんざ【名古屋山三】
[?〜1603]出雲の阿国(おくに)とともに、歌舞伎の始祖とされた伝説的な人物。史実によれば加賀藩名越家の出で、名越山三郎といい、蒲生氏郷(がもううじさと)の奥州攻めに小姓として従い手柄を立てて...
なし【梨/梨子】
バラ科ナシ属の落葉高木。葉は卵円形。春の終わりごろ、白い5弁花をつけ、秋に大形で果皮に斑点のある実を結ぶ。果樹として栽培され、二十世紀などの青ナシと長十郎などの赤ナシがある。ナシ属には西洋ナシ・...
なす【那須】
栃木県北東部、那須郡の地名。中心の芦野はもと奥州街道の宿場町。牧牛が盛ん。北西部に那須温泉郷がある。
栃木県北部、那珂(なか)川上流地域の称。古代は那須国があった。
なだ‐ごごう【灘五郷】
兵庫県、灘一帯の酒造地の称。西宮市の今津郷・西宮郷、神戸市東灘区の東郷・中郷、同灘区の西郷の五つ。宮水が湧出し、灘の生一本(きいっぽん)で知られる。
なだめ‐ざけ【灘目酒】
「灘酒(なだざけ)」に同じ。 [補説]灘目は灘地方の旧郷名。