かびらえ【迦毘羅衛】
《(梵)Kapilavastuの漢名。vastuは城の意》釈迦(しゃか)族の住んでいた都城。現在のネパール連邦民主共和国タライ地方にあった。釈迦牟尼はこの地で生まれたという。カピラバストゥ。
さん‐だいひほう【三大秘法】
日蓮宗で、本門の本尊、本門の題目、本門の戒壇の三つをいう。本尊とは法華経で明らかにされた久遠(くおん)の釈迦牟尼仏、題目とは南無妙法蓮華経の7字、戒壇とは本尊を礼拝し、題目を唱える場所を意味する...
釈迦(しゃか)にも経(きょう)の読(よ)み違(ちが)い
《仏教の開祖である釈迦牟尼(しゃかむに)でも時には経を読み誤るの意》どんなにすぐれた人でも、失敗することはあるというたとえ。弘法(こうぼう)にも筆の誤り。河童の川流れ。
しゃか‐ねんぶつ【釈迦念仏】
1 「南無(なむ)釈迦牟尼(むに)仏」と唱和する念仏法会。京都の大報恩寺(俗称、千本釈迦堂)において、毎年陰暦2月に行われた遺教経会(ゆいきょうぎょうえ)の大念仏が有名。→千本(せんぼん)念仏 ...
じっ‐さいにち【十斎日】
1か月のうち、諸天王が四天下を巡察するという10日間。この日に配当された仏名を念ずると、罪を滅し福を増すという。1日は定光仏、8日は薬師仏、14日は賢劫千仏(けんごうせんぶつ)、15日は阿弥陀仏...
せんとう‐じいん【千燈寺院】
《Temple of Thousand Lights》シンガポール、市街中心部のリトルインディア地区にある仏教寺院の通称。正式名称はシャカムニブッダガヤ(釈迦牟尼菩提迦耶)寺院。1927年にタイ...
だいおん‐きょうしゅ【大恩教主】
釈迦牟尼(しゃかむに)の尊称。
だい‐ねんぶつ【大念仏】
1 大声で阿弥陀仏の名を唱えること。また、その法会。陰暦3月15日に東京隅田川のほとりの木母寺で行われるものが有名。 2 釈迦牟尼(しゃかむに)仏の名を唱えること。また、その法会。陰暦3月6日か...
ぶつ‐れき【仏暦】
仏滅(釈迦牟尼(しゃかむに)の没年)、またはその翌年を元年とする年代の数え方。 [補説]実際の没年は未詳だが、ミャンマーなどでは紀元前544年を仏暦元年とし、タイなどではその翌年を元年としている。
ほん‐し【本師】
仏語。 1 根本の導師。特に、釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)のこと。 2 僧となるとき、剃髪(ていはつ)・授戒にたずさわった師。