カオダイきょう‐じいん【カオダイ教寺院】
《Toa Thanh Cao Dai》ベトナム南部の都市タイニンにある寺院。新興宗教カオダイ教の総本山。1933年から1955年にかけて建造。キリスト教の大聖堂に極彩色のアジア風の装飾が施され、...
カオプーン‐どうくつ【カオプーン洞窟】
《Khao Poon Cave》タイ西部の町カンチャナブリーの南西郊にある洞窟。仏教寺院ワットタムカオプーンの敷地内に位置する。黄金の寝釈迦(ねしゃか)仏をはじめ、さまざまな仏像が安置されている...
かく‐りん【鶴林】
《釈迦入滅を悲しんだ沙羅双樹(さらそうじゅ)が枯れて鶴のように白くなったという伝説から》沙羅双樹の林。転じて、釈迦の入滅。「鷲嶺(じゅれい)に月かくれ、—に煙つきて」〈著聞集・二〉
かこげんざいいんがきょう【過去現在因果経】
仏伝を述べた経典。4巻。宋に渡ったインド僧求那跋陀羅(ぐなばつだら)が444〜453年ごろ漢訳。釈迦(しゃか)の自伝の形式で、過去世に善慧仙人として生まれ、普光如来に師事して成仏の予言を受け、そ...
かこ‐しちぶつ【過去七仏】
釈迦と、その以前にこの世に現れたという、毘婆尸(びばし)・尸棄(しき)・毘舎浮(びしゃぶ)・拘留孫(くるそん)・拘那含牟尼(くなごんむに)・迦葉(かしょう)の六仏。
かしょう‐ぶつ【迦葉仏】
過去七仏の6番目の仏。釈迦の直前に出現した仏。
かにまん‐じ【蟹満寺】
京都府木津川市山城町綺田にある新義真言宗智山派の寺。山号は普門山。行基の開創と伝える。正徳元年(1711)智積院の亮範が中興。少女がカニを救ったため蛇の害を逃れたという伝説がある。釈迦如来像は国...
かびらえ【迦毘羅衛】
《(梵)Kapilavastuの漢名。vastuは城の意》釈迦(しゃか)族の住んでいた都城。現在のネパール連邦民主共和国タライ地方にあった。釈迦牟尼はこの地で生まれたという。カピラバストゥ。
かんじんのこども【肝心の子供】
磯崎憲一郎の処女小説。仏教開祖の釈迦(しゃか)(ブッダ)、息子のラーフラ、孫のティッサ=メッテイヤの3世代を描く。平成19年(2007)、第44回文芸賞受賞。
かんぶつ‐え【灌仏会】
陰暦4月8日の釈迦(しゃか)の誕生日に、花御堂(はなみどう)に安置した釈迦像に甘茶を注ぎかける行事。正しくは5種の香水(こうずい)を注ぐ。仏生会(ぶっしょうえ)。誕生会。降誕会(ごうたんえ)。浴...