ごくらくとんぼ【極楽とんぼ/極楽トンボ】
(極楽とんぼ)里見弴の中編小説。昭和36年(1961)1月、「中央公論」誌に発表。同年刊行。
(極楽トンボ)青島幸男の自伝的小説。昭和57年(1982)刊。
ござい・す【御座いす】
[動サ特活]《「ございやす」の音変化》 1 「ある」「いる」の意の丁寧語。ございます。「芸者しゅにおかよといふは—・せん」〈洒・一目土堤〉 2 (補助動詞)補助動詞「ある」の意の丁寧語。…でござ...
ござりん・す【御座りんす】
[動サ特活]《「ござります」の音変化》 1 「ある」「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。「成程奥の間に、今よう休んで—・す」〈浄・金短冊〉 2 「行く」「来る」の意の尊敬語。いらっしゃる。「曽根...
ごすん‐つぼね【五寸局】
1 江戸吉原で、揚げ代銀5匁を寸法に直してよぶ安い局女郎。 2 江戸後期、品川の遊里で揚げ代銭500文の安女郎。
ごぜえ・す
[動サ特活]《「ごぜえやす」の音変化》 1 「ある」「いる」の意の丁寧語。ございます。あります。「『ごしんぞさんはえ』『—・しねえ』」〈洒・娼註銚子戯語〉 2 (補助動詞)補助動詞「ある」の意の...
ごぜんぎけいき【御前義経記】
浮世草子。西沢一風作。元禄13年(1700)刊。8巻8冊。義経伝説を下敷きに、主人公が諸国の遊里を遍歴しながら色道の研鑽(けんさん)を積んでいくさまを描く。
ごちょう‐まち【五丁町】
《江戸町1・2丁目、京町1・2丁目、角町(すみちょう)の5町からなっているところから》新吉原遊郭の呼び名。「今—に光を争ひ、全盛いはん方なし」〈風来六部集・里のをだ巻評〉
ごて‐さん【御亭様】
遊里で、揚屋・茶屋や船宿などの主人をいう語。「なるほど、—の言はんす通り」〈伎・助六〉
ご‐ふく【五服】
1 中国古代に、京畿を中心として、その周囲500里ごとに分けた五つの地域。近くから順に甸(でん)服・侯服・綏(すい)服・要服・荒服。 2 中国の五等の喪服。斬衰(ざんさい)・斉衰(しさい)・大功...
ごり‐ごり
[副](スル) 1 かたい物をかじったときの歯ごたえのあるさま。また、そのときの音を表す語。「ネズミが壁を—かじる」 2 力を入れて激しくこするさま。「鍋をたわしで—こする」 3 厚い服地など...