てんしょう‐おおばん【天正大判】
天正16年(1588)豊臣秀吉が彫金師の後藤徳乗に命じて鋳造させた金貨。縦5寸6分(約17センチ)、横3寸3分(約10センチ)余り。重さ44匁(約165グラム)。表面に「拾両」「後藤」と花押の墨...
てん‐びん【天秤】
1 支点が中央にあるてこを用いて、物体の質量を分銅と比較測定するはかり。さおの両端に皿をつるすか載せるかし、一端の皿に測る物を、他端の皿に分銅を入れて、さおが水平になったときの分銅の重さで物の重...
てんみょう‐がま【天明釜】
室町時代から下野(しもつけ)国佐野郡天明(栃木県佐野市)で製作された鉄製の茶釜の総称。地肌に工夫をこらし、地文のないものが多い。蘆屋釜(あしやがま)とともに茶人に珍重される。
てんもく‐ぢゃわん【天目茶碗】
抹茶茶碗の一。擂鉢(すりばち)状で口縁はわずかにくびれ、高台(こうだい)は低く小さい。鎌倉時代に中国浙江(せっこう)省の天目山の寺院で学んだ留学僧が持ち帰ったところからの名。建盞(けんさん)を頂...
ディープ‐インパクト【Deep Impact】
米国の彗星探査機。2005年1月に打ち上げられ、同年7月にテンペル第1彗星に重さ約370キログラムの衝突体を撃ち込んだ。その際、探査機に搭載した各種カメラのほか、ハッブル宇宙望遠鏡、スピッツァー...
デニール【denier】
生糸や化学繊維の太さの単位。長さ450メートルで0.05グラムのものを1デニールとし、長さが同じで重さが2倍・3倍ならば2デニール・3デニールとする。記号D→テックス
とう‐め【唐目】
《中国宋代の量目による》重さの単位の一。1斤を160匁(約600グラム)とする。からめ。→大和目(やまとめ)
虎(とら)は死(し)して皮(かわ)を留(とど)め人(ひと)は死(し)して名(な)を残(のこ)す
虎は死後その皮を永く残して珍重され、人は死後その偉業によって名が語り継がれる。
どうぞく‐げんそ【銅族元素】
金・銀・銅の3元素の総称。周期表ⅠB族に属する。金属光沢があり、展性・延性に富む。古来貴金属として珍重される。
どりょう‐こう【度量衡】
1 長さと容積と重さ。 2 「度量衡器」の略。