じゅう‐ばこ【重箱】
料理を詰める箱形のふた付き容器。二重・三重・五重と重ねて用いる。漆塗りが多く、蒔絵(まきえ)を施したものもある。お重。
じゅうばこ‐づら【重箱面】
重箱のように四角な顔。角顔。
重箱(じゅうばこ)の隅(すみ)は杓子(しゃくし)で払(はら)え
ささいなことは細かく干渉したりせんさくしたりしないで大目にみるべきであるというたとえ。→重箱の隅を楊枝(ようじ)でほじくる
重箱(じゅうばこ)の隅(すみ)をつつく
「重箱の隅を楊枝(ようじ)でほじくる」に同じ。
重箱(じゅうばこ)の隅(すみ)を楊枝(ようじ)でほじくる
非常に細かいことまで問題にして、口うるさく言うことのたとえ。重箱の隅をつつく。楊枝で重箱の隅をほじくる。→重箱の隅は杓子(しゃくし)で払え [補説]「重箱の角(かど)を」とするのは誤り。
じゅうばこ‐よみ【重箱読み】
2字またはそれ以上の漢字で表記されている語を、「重箱」(「じゅう」は音読み、「ばこ」は訓読み)のように、上を音、下を訓で読む読み方。「縁組(えんぐみ)」「献立(こんだて)」など。⇔湯桶(ゆとう)読み。