ちか‐ぎんこう【地下銀行】
(俗語)正規の銀行では扱わない海外への送金を代行する非合法の私的金融機関。手続きの際に身分証明が不要だが、手数料が高額であることが多い。国際的な資金洗浄にも利用される。
ちほう‐ぎんこう【地方銀行】
全国の大・中都市に本店を有し、本店所在の都道府県内を主たる営業基盤とする普通銀行。地銀。→都市銀行 →第二地方銀行 [補説]全国に64行ある(令和2年3月現在)。相互銀行から転換した第二地方銀行...
ちゅうおう‐ぎんこう【中央銀行】
一国における金融組織の中核をなす銀行。特別法に基づき設立される。法定通貨の独占発券権を持ち、通貨量の調整をする銀行、銀行の銀行、国庫の支出・収納・保管や公債発行など政府の銀行としての業務を行い、...
ちゅうごく‐ぎんこう【中国銀行】
中国の商業銀行の一。1912年、政府の中央銀行として設立。1949年の中華人民共和国成立後は中国人民銀行の監督・指導下に入り外国為替専門銀行となる。1979年、人民銀行から分離して国務院直属に、...
ちゅうごく‐じんみんぎんこう【中国人民銀行】
中華人民共和国の中央銀行。1948年設立。1949年の中華人民共和国の設立から1983年までは金融(貨幣)政策、通貨(為替)政策および中央銀行機能と市中銀行機能の両方を有する中国唯一の銀行であっ...
ちょうきしんよう‐ぎんこう【長期信用銀行】
主として債券の発行によって資金を調達し、設備資金・長期運転資金など長期資金の貸付を主たる業務とする民間金融機関。長期信用銀行法に基づいて設立された銀行で、日本興業銀行(興銀)・日本長期信用銀行(...
ちょうせん‐ぎんこう【朝鮮銀行】
韓国併合時代の朝鮮における中央銀行。明治44年(1911)設立。日本の朝鮮および満蒙経営の金融的中心となった。昭和20年(1945)閉鎖。
ちょちく‐ぎんこう【貯蓄銀行】
国民大衆の零細預金や定期積金を通じて資金を調達し、これを公共債に運用したり、住宅資金に貸し付けたりすることを主たる業務とした銀行。昭和18年(1943)以降は、普通銀行に転換したり吸収されたりし...
とうきょう‐ぎんこう【東京銀行】
昭和21年(1946)横浜正金銀行の資産を継承し、普通銀行として設立された銀行。同29年、外国為替専門銀行に転換。平成8年(1996)三菱銀行と合併し東京三菱銀行に、同18年にはUFJ銀行と合併...
とうし‐ぎんこう【投資銀行】
企業が資金調達のために発行する株式や債券の引き受けを主な業務とし、M&Aの仲介や資産の証券化など財務戦略に関するアドバイスを行う金融機関。米国で生まれた業態で、事業内容は英国で発達したマーチャン...