しゅんちゅう【春昼】
泉鏡花の小説。明治39年(1906)11月、雑誌「新小説」に発表。翌12月には続編にあたる「春昼後刻」を同誌に発表している。鏡花自身も療養のためたびたび訪れた逗子を舞台とする幻想的な作品。
しゅん‐ちゅう【春昼】
春の、のんびりとしたひるま。《季 春》「—や廊下に暗き大鏡/虚子」 [補説]作品名別項。→春昼
しょう【声】
1 こえ。また、言葉。 2 漢字や日本語のアクセント。また、それを示すために漢字やかなの四隅などに打つ点。→四声(しせい) →声点(しょうてん) 3 発音の強弱・高低。抑揚。「文字(もんじ)の—...
しょうがつ‐かざり【正月飾り】
正月を祝って家の内外に飾るもの。門松・しめ飾り・鏡餅など。
しょうくん【昭君】
謡曲。五番目物。胡国へ嫁いだ王昭君と、胡国の王の呼韓邪単于(こかんやぜんう)の亡霊が鏡に映って、公浦(こうほ)の里の老父母に対面する。
しょう‐こう【消光】
[名](スル) 1 月日を送ること。日を過ごすこと。消日。現在では多く、手紙文で自分側について用いる。「小生、無事—致しております」「空く遨遊に—するに堪えざればなり」〈織田訳・花柳春話〉 2 ...
しょうさんぎん‐アンモニアようえき【硝酸銀アンモニア溶液】
硝酸銀の水溶液にアンモニア水を加えて酸化銀を沈殿させ、さらにその沈殿が消えるまでアンモニア水を加えたもの。銀鏡反応に用いられる。アンモニア性硝酸銀溶液。トレンス試薬。
しょうしょうかんにちろく【蕭々館日録】
久世光彦の長編小説。平成13年(2001)刊。同年、第29回泉鏡花文学賞受賞。
しょう‐じゅん【照準】
[名](スル) 1 射撃で、弾丸が目標に命中するようにねらいを定めること。また、望遠鏡などで、目的物が鮮明に映るようにレンズの位置を定めること。「—を定める」「正確に—する」 2 一般に、ねらい...
しょうじゅん‐き【照準器/照準機】
爆撃・銃砲撃のねらいを定めるための装置。また、望遠鏡やカメラで、目的物に焦点を合わせるための装置。