かわすみたいこうき【川角太閤記】
江戸初期の軍記。5巻。川角三郎右衛門著といわれる。元和年間(1615〜1624)ごろの成立。豊臣秀吉の軍功を中心にした一代記。→太閤記
かわら‐の‐いん【河原院】
源融(みなもとのとおる)の別荘。京都六条坊門の南、万里小路(までのこうじ)の東にあった。奥州塩釜の景を模して庭をつくり、海水を運び込んで塩焼きを楽しんだと伝えられる。その没後、宇多法皇の所有とな...
かん【冠】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]かんむり かぶる 1 頭にかぶるもの。かんむり。「冠位/衣冠・王冠・加冠・金冠・戴冠(たいかん)・宝冠・月桂冠」 2 りっぱな地位・栄誉のシ...
かん【漢】
[音]カン(呉)(漢) [学習漢字]3年 1 中国の川の名。「漢水」 2 古代中国の王朝名。「後漢(ごかん)・後漢(こうかん)」 3 中国・中国語・中国人の称。「漢語・漢詩・漢字・漢籍・漢文・漢...
かん【鑑】
[常用漢字] [音]カン(呉)(漢) [訓]かんがみる かがみ 1 反省の資となる前例や手本。「殷鑑(いんかん)・亀鑑(きかん)」 2 資料を並べて手本とする書物。「図鑑・大鑑・年鑑・武鑑・宝鑑...
かん【関〔關〕】
[音]カン(クヮン)(漢) [訓]せき かかわる かんぬき あずかる [学習漢字]4年 〈カン〉 1 門や扉を閉じる横木。かんぬき。「関鍵(かんけん)」 2 国境などに設けて通行人を調べる所。...
かんい‐せいめいほけん【簡易生命保険】
平成19年(2007)の郵政民営化以前に日本郵政公社が行っていた、政府保証のある生命保険。終身・定期・養老・学資・夫婦・終身年金などの商品があり、保険料が安く、郵便局で簡易に加入できた。民営化に...
かん‐かん【肝管】
肝臓で作られた胆汁を集めて運ぶ細い管。左葉と右葉から出て、肝門部で合流して総肝管となる。
かんがえるひと【考える人】
《(フランス)Le Penseur》ロダンの代表的ブロンズ彫刻。沈思する男性座像。群像彫刻「地獄の門」に用いるために造られた。
勧学院(かんがくいん)の雀(すずめ)は蒙求(もうぎゅう)を囀(さえず)る
勧学院の雀は、学生が「蒙求」を読むのを聞き覚えて、それをさえずる。ふだん見慣れ聞き慣れていることは、自然に覚えるというたとえ。門前の小僧習わぬ経を読む。