阿呆(あほう)の三杯汁(さんばいじる)
汁のお代わりを3杯もするのは作法を知らないばか者であるということ。また、ばか者にかぎって大食をすることのたとえ。
阿呆(あほう)の話食(はなしぐ)い
愚か者は人の話を聞くと、自分の力量も考えずに、すぐ実行しようとすること。
阿呆(あほう)の一(ひと)つ覚(おぼ)え
「馬鹿(ばか)の一つ覚え」に同じ。
阿呆(あほう)は風邪(かぜ)を引(ひ)かぬ
愚かな者は気苦労が人より少ないので、体を壊すことがない。阿呆風邪引かず。
あほう‐ばらい【阿房払い】
江戸時代の刑罰の一。武士の両刀を取り上げて、また、裸にして追放した刑。
あほうものがたり【阿呆物語】
《原題、(ドイツ)Der Abentheurliche Simplicissimus Teutsch》グリンメルスハウゼンの小説。1668年刊行の初版は全5巻。1669年の再版時には続編1巻が付...
あほ‐くさ・い【阿呆臭い】
[形]「あほうくさい」に同じ。「—・くて話にならない」
あほ‐げ【阿呆毛】
1 浮き毛のこと。 2 俗に、漫画やアニメなどで、人物の頭頂部から跳ね上がっている髪の毛の束。
あほ‐たれ【阿呆たれ】
ばか者。愚か者。
あほ‐だら【阿呆陀羅】
1 (関西で)「あほう」を強めていう語。あほんだら。 2 「阿呆陀羅経」の略。