あぎ【阿魏】
セリ科の多年草。イラン・アフガニスタン原産。茎からしみ出した樹脂を固めたものを、漢方で鎮静薬に用いる。
あぎに【阿耆尼】
⇒アグニ
あくね【阿久根】
鹿児島県北西部の市。東シナ海に面し、交通の要地。漁業・水産加工業が盛ん。ミカン・ボンタン・エンドウなどを栽培。人口2.3万(2010)。
あくね‐し【阿久根市】
⇒阿久根
あく‐ゆう【阿久悠】
[1937〜2007]作詞家・小説家。兵庫の生まれ。本名、深田公之(ひろゆき)。広告代理店勤務、放送作家を経て作詞家となる。代表作は「また逢う日まで」「ジョニィへの伝言」「勝手にしやがれ」「津軽...
あ‐けい【阿兄】
兄を親しんでいう語。
あ‐こう【阿衡】
《「阿」は頼みよる、「衡」ははかりの意》摂政・関白の異称。中国の殷(いん)の湯王が宰相の伊尹(いいん)をこう称したところからいう。一説に、伊尹の号とも。
あこう‐じけん【阿衡事件】
仁和3年(887)、宇多天皇が即位した際、藤原基経を関白とする勅書の中の「よろしく阿衡の任を以て、卿の任となすべし」の語について、基経が阿衡は位のみで職掌を伴わないとして政務を行わず、ついに天皇...
あこぎ【阿漕】
「阿漕ヶ浦」の略。 謡曲。四番目物。世阿弥作という。旅僧が、阿漕ヶ浦で密漁をして海に沈められた漁師の霊から懺悔(ざんげ)物語を聞く。
あこぎ【阿漕】
[名・形動]《禁漁地である阿漕ヶ浦で、ある漁師がたびたび密漁をして捕らえられたという伝説から》 1 しつこく、ずうずうしいこと。義理人情に欠けあくどいこと。特に、無慈悲に金品をむさぼること。また...