さく‐しゅ【搾取】
[名](スル) 1 乳などをしぼりとること。 2 階級社会で、生産手段の所有者が生産手段を持たない直接生産者を必要労働時間以上に働かせ、そこから発生する剰余労働の生産物を無償で取得すること。→剰余価値
さくしゅ‐かいきゅう【搾取階級】
剰余価値を独占している階級。資本家や地主を労働者・農民の側からいう語。
さけびとささやき【叫びとささやき】
《原題、(スウェーデン)Viskningar och rop》スウェーデン映画。1972年の作品。監督・脚本はベルイマン。19世紀末のスウェーデンの大邸宅を舞台に、上流階級の3人姉妹と一人の侍女...
さ・げる【下げる】
[動ガ下一][文]さ・ぐ[ガ下二] 1 ㋐物の一端を固定して下に垂らす。つるす。ぶらさげる。「風鈴を—・げる」「カーテンを—・げる」 ㋑(「提げる」とも書く)物を手・肩・腰などで支えて下に垂らす...
さと‐ぬし【里主】
1 薩摩(さつま)藩支配下の琉球の王国時代にみられた身分制度で、大名・士・百姓の3階級のうち、士の上層部にあったもの。 2 琉球王のそば近くに仕えた若者。さとのし。
サロン【(フランス)salon】
1 洋風の客間。応接室。また、ホテル・客船などの談話室。サルーン。 2 ヨーロッパ、特にフランスで、上流階級の婦人が、その邸宅の客間で開いた社交的な集まり。 3 美術の展覧会。 4 美容や飲食な...
さんちゃ‐じょろう【散茶女郎】
江戸時代、江戸吉原の遊女の階級の一。太夫・格子女郎の次で、埋め茶女郎の上位。安永(1772〜1781)ごろ、太夫・格子が絶えてからは最上位。のち、呼び出し・昼三(ちゅうさん)・付け回しに分かれた。
さんとう‐すいへい【三等水兵】
旧海軍における水兵科の兵の4階級の一つ。昭和17年(1942)に一等水兵と改称された。教育を終えたばかりの兵。
さんとう‐へいそう【三等兵曹】
旧海軍における水兵科下士官の最下位の階級。昭和17年(1942)に二等兵曹と改称された。
さんもんオペラ【三文オペラ】
《原題、(ドイツ)Die Dreigroschenoper》ブレヒトの戯曲。3幕。1928年初演。18世紀の英国の劇作家ジョン=ゲイの「乞食オペラ」の翻案。19世紀末のロンドンを舞台に、階級社会...