おうもん‐きん【横紋筋】
顕微鏡で見ると横縞のある筋肉。脊椎動物の骨格筋と心筋がこれに属し、骨格筋は随意筋。⇔平滑筋。
がい‐がんきん【外眼筋】
眼球のまわりに付着し、眼球をいろいろな方向に動かす随意筋(横紋筋)の総称。上直筋・下直筋・内側直筋・外側直筋・上斜筋・下斜筋がある。これに、上まぶたを引き上げる上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん...
がい‐こうもんかつやくきん【外肛門括約筋】
肛門の周囲にある横紋筋。自分の意志で動かせる随意筋で、肛門を閉じる働きをする。
がい‐にょうどうかつやくきん【外尿道括約筋】
尿道が骨盤底を出るところにある輪状の横紋筋。骨盤底筋の一つ。自分の意志で動かせる随意筋で、陰部神経に支配され、排尿を制御する。→内尿道括約筋 [補説]「外尿道括約筋」は生理学での呼称で、解剖学で...
こっかく‐きん【骨格筋】
主に骨格の可動部分に付いて、姿勢の保持や運動に働く筋肉。脊椎動物ではふつう紡錘形で、筋線維には横紋がある。原則として随意筋。
しん‐きん【心筋】
心臓壁を構成している筋肉。特殊な横紋筋で、不随意筋。
ずいい‐うんどう【随意運動】
脊椎動物で、自分の意志によって行われる運動。大脳皮質からの刺激によって随意筋が収縮し運動が起こされる。これに対し、心筋の収縮、反射などは不随意運動という。→不随意運動
ずいい‐きん【随意筋】
自分の意志によって動かすことのできる筋肉。脳脊髄神経の支配下にあり、横紋筋からなる主に骨格筋をいう。⇔不随意筋。
ない‐こうもんかつやくきん【内肛門括約筋】
肛門の周囲にある平滑筋。自律神経の支配を受ける不随意筋で、交感神経の刺激で収縮し、副交感神経の刺激で弛緩(しかん)する。
ない‐にょうどうかつやくきん【内尿道括約筋】
膀胱頸部(ぼうこうけいぶ)にある輪状の平滑筋。自分の意志では動かせない不随意筋で、交感神経の支配を受け、排尿を自動的に制御する。→外尿道括約筋 →尿道括約筋 [補説]「内尿道括約筋」は生理学での...