しんきんえん【心筋炎】
心筋に炎症が起こる病気。リウマチ熱・肺炎・猩紅熱 (しょうこうねつ) ・ウイルス性疾患などの経過中あるいは回復期に発症することが多い。
しんきんこうそく【心筋梗塞】
心臓の冠状動脈の、血栓などによる閉塞、急激な血流の減少により、酸素と栄養の供給が止まり、心筋が壊死 (えし) した病態。激しい狭心痛、ショック状態などが起こる。中年以後に多い。MI(myocardial infarction)。
しんきんしょう【心筋症】
心臓を動かす筋肉に異常が発生し、心機能の低下をきたす疾患。心筋の細胞が肥大・変質するなどして、心臓から全身に血液を送り出すポンプ機能が低下し、動悸 (どうき) ・息切れ・呼吸困難などの症状が起こる。心筋が厚くなる肥大型心筋症、心筋が薄くなる拡張型心筋症、心筋が硬くなる拘束型心筋症などがある。 [補説]心筋疾患のうち、原因が特定されていない特発性のものが心筋症とされ、原因または全身疾患との関連が明らかになっているもの(特定心筋症)とは区別される。
出典:gooニュース
心臓弁膜症、心房細動、心筋梗塞…心臓病を招く8つのリスク!プロゴルファー倉本昌弘氏は「早期発見」で完全復活
また、心筋梗塞や心筋症は、心臓専門の病院で受けられる『冠動脈CT検査』でわかります。胸が痛い、息苦しいという予兆があったり、8つのリスクに該当したりする人は、早めに検査を受けることが大切です。しかし、大動脈瘤は予兆もなく突然起き、残念ですが検診でわかる病気ではありません」 倉本氏もこう振り返る。
万博でも注目集めるiPS細胞由来の心筋シート 「医師や科学者目指すきっかけになれば」
同パビリオンの目玉は、大阪大が再生医療への実用化を目指すiPS細胞でつくった「心筋シート」。培養液の中で自発的に拍動しながらたゆたう様子が来場者を魅了している。心筋シートはiPS細胞を心臓の筋肉へと分化させ、シート状に加工したもので、大阪大の澤芳樹特任教授らが開発、同大発のベンチャー「クオリプス」が製造を担う。
「人間洗濯機」「培養肉」、動く「心筋シート」……大阪万博「ヘルスケアパビリオン」先行入場で見つけた注目展示たち
●びくびくうごめく……iPS細胞から作られた心筋シート パビリオンには、再生医療技術の研究開発を行うクオリプス(東京都中央区)がiPS細胞を培養して心筋細胞に成長させ、それを直径数cm、厚さ0.1mmのシートにした「心筋シート」も展示されていた。弱った心臓に張り付けることで、拍動を助ける効果があるという。
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