おおしま【大島】
姓氏の一。 [補説]「大島」姓の人物大島如雲(おおしまじょうん)大島高任(おおしまたかとう)大島渚(おおしまなぎさ)大島真寿美(おおしまますみ)大島弓子(おおしまゆみこ)大島亮吉(おおしまりょう...
おおとうのみやあさひのよろい【大塔宮曦鎧】
浄瑠璃。時代物。五段。竹田出雲・松田和吉作。近松門左衛門添削。享保8年(1723)大坂竹本座初演。太平記の中の大塔宮の北条氏討伐と、斎藤一族の悲運を脚色。
おおばん【大番】
獅子文六の長編小説。昭和31年(1956)から昭和33年(1958)にかけて「週刊朝日」誌に連載。単行本は「雲の巻」「風の巻」「龍の巻」の全3巻で刊行。宇和島の農村に生まれた青年の破天荒な人生を...
おおものぬし‐の‐かみ【大物主神】
奈良県桜井市の大神(おおみわ)神社の祭神。「出雲国造神賀詞(いずものくにのみやつこのかむよごと)」では、大己貴神(おおなむちのかみ)の和魂(にぎみたま)としている。大物主櫛𤭖玉命(おおものぬしく...
おおやけ‐ざま【公様】
[名・形動ナリ] 1 天皇・朝廷に関する方面。また、そのさま。「世の中騒がしくて、—に物のさとし繁く」〈源・薄雲〉 2 形どおりであること。表向きであること。公式であること。また、そのさま。「例...
おお‐やしろ【大社】
出雲大社(いずもたいしゃ)のこと。「(丹波ノ出雲ハ)—をうつして、めでたく造れり」〈徒然・二三六〉 謡曲。脇能物。観世・金剛・喜多流。観世弥次郎作。神無月に朝臣(あそん)が出雲の杵築(きづき...
おがさわら‐そうどう【小笠原騒動】
豊前(ぶぜん)小倉藩小笠原家の御家騒動。藩主忠固(ただかた)の家格引き上げ運動を推進した家老小笠原出雲(いずも)と反対派とが争い、文化12年(1815)藩主・家老が処分された。
おき‐そ・う【置き添ふ】
[動ハ四]置いてある上に、さらに置き加わる。「草葉こそ—・ふ霜にたへざらめ何にかれゆくやどの人めぞ」〈風雅・冬〉 [動ハ下二]置いてある上に、さらに置き加える。「いとどしく虫の音しげき浅茅生...
おく‐ちちぶ【奥秩父】
秩父山地のうち、秩父盆地より西の険しい山地。三峰山・雲取山などがある。秩父多摩甲斐国立公園の北部を占める。
おくに‐かぶき【阿国歌舞伎】
慶長年間(1596〜1615)に出雲大社の巫女(みこ)出身といわれる阿国が、京都で演じた一種の舞踊劇。念仏踊り系統の舞踊と滑稽(こっけい)な寸劇とからなる。歌舞伎の始めとされる。