かい‐せい【快晴】
空が気持ちよく晴れ渡ること。たいへん天気がよいこと。気象観測では、雲量1以下、視程1キロ以上の状態の天気。
かいだん【怪談】
《Kwaidan》小泉八雲の短編小説集。古典文学や民間伝承に取材した「耳なし芳一(ほういち)の話」「雪女」「むじな」など17編の怪談と、虫に関する3本の短編を収録する。1904年刊。 小林正...
かい‐ちょく【戒飭】
[名](スル)人に注意を与えて慎ませること。また、自分から気をつけて慎むこと。「—処分」「諄々(じゅんじゅん)として党員を—したが」〈嶺雲・明治叛臣伝〉 [補説]「かいしょく」と読むのは誤り。
かい‐はい【乖背】
[名](スル)そむき反すること。背馳(はいち)。「和合し度いとこそ願え、決して—し睽離(きり)したいとは願わない」〈二葉亭・浮雲〉
かいようせい‐きこう【海洋性気候】
島や沿岸など、海洋の影響を強く受ける地方にみられる気候型。気温の年変化・日変化が小さく、一年じゅう温暖で湿度が高く、雲量が大などの特徴がある。→大陸性気候
かいりょく‐せき【海緑石】
雲母類の一種。ふつう泥岩や砂岩の中に青緑色の微粒として存在する。単斜晶系。続成作用の過程ででき、浅海性の堆積岩(たいせきがん)にのみ存在。イオン交換剤として硬水の軟化に用いられ、カリウムの原料に...
か‐えい【火映】
活動中の火山の火口上空の雲や噴煙が、火口の赤熱溶岩に映えて明るく赤く見える現象。伊豆大島の御神火(ごじんか)はこの例。
カオリナイト【kaolinite】
粘土鉱物の一。アルミニウムの含水珪酸塩(けいさんえん)で、塊状・土状のことが多く、白、黄または灰色。火山岩・長石・雲母(うんも)などが風化してできる。カオリンの主成分。
かか‐の‐くけど【加賀の潜戸】
島根県北部、島根半島北部の潜戸鼻先端にある海食洞窟。断崖絶壁の岩肌につくられた洞穴で、洞内にある鍾乳石の天神・御乳石は国の名勝・天然記念物に指定されている。出雲(いずも)の神佐太大神(さだのおお...
か‐き【和気】
「わき(和気)」に同じ。「—香風の中(うち)に、臥榻(がとう)を据えて」〈二葉亭・浮雲〉