おち・いる【落ち居る】
[動ア上一][文][ワ上一] 1 気持ちが落ち着く。心が静まる。「大切な用事を仕懸けて罷(や)めたようで心が—・居ず」〈二葉亭・浮雲〉 2 あるべき場所に落ち着く。「昔、同じ所に宮づかへし侍りけ...
草木(くさき)も眠(ねむ)る
夜がすっかり更けて、すべてのものが寝静まることのたとえ。「—丑(うし)三つ時」
さだま・る【定まる】
[動ラ五(四)] 1 決定する。きまる。「方針が—・る」「運命が—・る」「心が—・る」 2 明らかになる。はっきりする。「話の焦点が—・る」 3 落ち着く。安定する。「評価が—・る」「—・った収...
さわぎ【騒ぎ】
《上代は「さわき」》 1 騒ぐこと。また、騒がしいこと。やかましさ。「教室の—が静まる」 2 人々が騒ぐような出来事。ごたごた。騒動。「—を起こす」「—になる」 3 (「…どころのさわぎ」の形で...
とろ・む【瀞む】
[動マ五(四)]水面が波立たないで油を流したように静まる。「川面(かわも)が—・む」
なか‐そうじ【中障子】
「なかしょうじ」に同じ。「人静まるほどに—を引けど」〈源・少女〉
なぎ【凪/和ぎ】
風がやんで、波がなくなり、海面が静まること。朝凪や夕凪。「べた—」⇔時化(しけ)。 [補説]「凪」は国字。
にん‐じょう【人定】
人が寝静まる時刻。今の午後10時ごろ。亥(い)の刻。じんじょう。じんてい。〈色葉字類抄〉
のどま・る【和まる】
[動ラ四]のどかになる。落ち着く。静まる。ゆったりとなる。「何となく心—・る世なくこそありけれ」〈源・須磨〉
腹(はら)が◦居(い)る
怒りがおさまる。気が済む。胸が静まる。「梶原この詞(ことば)に—◦ゐて」〈平家・九〉