わかなしゅう【若菜集】
島崎藤村の第1詩集。明治30年(1897)刊。浪漫的詩情に満ちた文語定型詩51編を収め、日本の近代詩壇に新生面を開く。
わかまつ【若松】
北九州市北西部の区名。響灘と洞海湾に面し、工業地。もと若松市。筑豊炭田の石炭積み出し港として栄えた。
わかやま‐へいや【和歌山平野】
和歌山県北西部、紀ノ川河口の沖積平野。県内最大の平野で、面積約100平方キロメートル。河口から約15キロメートルさかのぼった部分から下流域をいう。米作地帯。中心は和歌山市。上流域を含めて紀ノ川平...
わがこをくうサトゥルヌス【我が子を食うサトゥルヌス】
《原題、(スペイン)Saturno devorando a su hijo》ゴヤの絵画。カンバスに油彩。縦144センチ、横81センチ。ローマ神話の農耕の神サトゥルヌスが、将来、自らの子に殺される...
わき【湧き/涌き】
1 現れ出ること。「今年はハゼの—がいい」 2 魚群が押し寄せて、海面が泡立ち白くなること。
わき‐あが・る【沸き上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 盛んに煮え立つ。沸騰する。「湯が—・る」 2 興奮した雰囲気が高まる。ある感情が激しく起こる。「歓声が—・る」「憤りが—・る」 3 水面などが激しく波立つ。「南は満海、波—...
わき‐いた【脇板】
鎧(よろい)・胴丸・腹巻きなどの側面にある板。
わき‐がまえ【脇構え】
剣道で、右足を引いてからだを右斜めに向け、頭を正面に保ち、刀を右脇にとり切っ先を後ろに下げた構え。陽の構え。
わき‐がんな【脇鉋】
敷居の溝や小穴の側面を削るのに用いる溝鉋。
わき‐ざ【脇座】
能舞台で、客席正面から向かって右側、脇柱の右手の地謡(じうたい)座の手前にあたる所。ワキが座る定位置。