お‐ざ・す【建す】
[動サ四]《「尾指す」の意》北斗七星の柄の先が十二支のいずれかの方向を指す。陰暦の1月には寅(とら)の方向を、2月には卯(う)の方向をと、順に1年の間に十二支の方向を指す。「北斗も—・す丑三つの...
おし‐だし【押(し)出し】
1 押して外へ出すこと。 2 人目に映るその人の姿や態度。風采。「—がいい」 3 相撲のきまり手の一。双筈(もろはず)にかかるか片手を筈にかけて、相手の体を押し上げるようにして土俵外に出す技。 ...
おっ‐かい【越階】
順序を飛び越えて位階が昇進すること。越任(おつにん)。「—とて二階をするこそありがたき朝恩なるに」〈平家・一一〉
おつ【乙】
[常用漢字] [音]オツ(呉) イツ(漢) [訓]きのと おと 〈オツ〉 1 十干の二番目。きのと。「甲乙」 2 順位で、第二位。「乙種」
〈イツ〉 1 きのと。「乙卯(いつぼう)」 2 二...
お‐つぎ【御次】
1 順番の次のこと、また次の人を敬っていう語。「—の方、お入りください」 2 貴人の居室の次の間。また、そこに控える奥女中。 3 他家の女中の敬称。
おつしゅ‐ごうかく【乙種合格】
もと徴兵検査で、甲種に次ぐ合格順位。のちに第1、第2などの段階ができた。
おつ‐にん【越任】
一定の順序を経ないで、上級の官職に任ぜられること。越階(おっかい)。おちにん。
おとな‐し・い【大人しい】
[形][文]おとな・し[シク]《「おとな(大人)」の形容詞化で、大人らしいが原義》 1 性質や態度などが穏やかで従順なさま。「内気で—・い子」「—・く従う」 2 騒いだりしないで、静かなさま。比...
お‐はじき【御弾き】
平たいガラス製・陶製の小さい玉などをばらまき、一人ずつ順番に指先ではじいて当てたものを取り合う女の子の遊び。また、その玉。昔は、貝殻・小石などを使った。
御鉢(おはち)が回(まわ)・る
《人の多い食事の席で、飯びつが回って自分の所へやってくる意から》順番が回ってくる。「とうとう世話役の—・ってきた」