がん‐めん【顔面】
顔(かお)の表面。「—を紅潮させる」
がんめん‐かく【顔面角】
横顔を見て、外耳孔と鼻の付け根を結ぶ線と、眉間(みけん)と鼻の付け根を結ぶ線とのなす角度。顎(あご)の突出程度を表すもの。日本人は85.1度が平均。
がんめん‐きん【顔面筋】
⇒表情筋
がんめん‐しんけい【顔面神経】
顔面に分布する神経。表情筋を支配する運動神経、唾液・涙などの分泌を支配する神経、味覚を支配する神経がある。第七脳神経。
がんめんしんけい‐かく【顔面神経核】
顔面筋の運動をつかさどる神経核。脳橋と延髄の境界部にあり、表情筋や広頸筋などの横紋筋を支配する運動神経線維がここから伸びている。
がんめんしんけい‐かん【顔面神経管】
側頭骨の中にある、顔面神経が通る細い管状の構造。
がんめん‐しんけいつう【顔面神経痛】
三叉(さんさ)神経痛の俗称。
がんめん‐しんけいまひ【顔面神経麻痺】
顔面神経の麻痺。脳内の病変による中枢性のものでは顔の下半部に、外傷や耳の疾患などで神経線維が障害されて起こる末梢性のものでは片側に麻痺がみられる。
がんめん‐とうがい【顔面頭蓋】
⇒内臓頭蓋
がんめん‐はくせん【顔面白癬】
顔面にできる粃糠疹(ひこうしん)。はたけ。白癬菌によると誤認されていた。