は‐つぶり【半首/半頭】
顔面を防御する武具の一。前額部から両ほおにかけて覆う鉄製の面具。平安末期から鎌倉時代に用いられた。はつむり。
は‐で【派手】
[名・形動]《「破手(はで)」から転じた語とも、また、「映(は)え手」の変化した語ともいう》 1 姿・形・色彩などが華やかで人目をひくこと。また、そのさま。「—な顔だち」「—な着物」⇔地味。 2...
は‐とり【執翳】
即位・朝賀などの大礼の際、天皇が高御座(たかみくら)にあるとき、左右八人ずつ並び、翳(さしは)をさしかざして天皇の顔を覆う役の女官。
はな【鼻】
1 脊椎動物の嗅覚(きゅうかく)の受容器。哺乳類では顔の前面中央に突き出て、左右二つの鼻孔があり、内部の鼻腔に嗅覚器が分布する。また、呼吸器官の始部をなし、発声を助ける働きもする。「—がつまる」...
はな‐えみ【花笑み/花咲み】
花が咲くこと。また、咲いた花のような華やかな笑顔。「道の辺(へ)の草深百合の—に笑みしがからに妻と言ふべしや」〈万・一二五七〉
鼻(はな)が胡坐(あぐら)をか・く
鼻の低くて横に広いさまをいう。「—・いた顔」
はな‐じろ・む【鼻白む】
[動マ五(四)] 1 気後れした顔つきをする。「相手の気勢に一瞬—・む」 2 興ざめがする。「無粋な話に一同—・む」
はな‐すじ【鼻筋】
眉間(みけん)から鼻先までの線。鼻梁(びりょう)。「—の通った顔」
はな‐の‐あるじ【花の主】
花の咲いている木の持ち主。「植ゑて見し—もなき宿に知らず顔にて来ゐるうぐひす」〈源・幻〉
はな‐の‐かんばせ【花の顔】
花のように美しい顔。「—月の眉女子にして見まほしき優男(やさおとこ)」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉