めん‐しき【面識】
互いに顔を知っていること。知り合いであること。「—がある」
めん‐しょく【面色】
かおいろ。顔色(がんしょく)。「—忽ち変って土の如く」〈露伴・新浦島〉
めん‐じょう【面上】
1 顔面。また、顔。 2 面会。対面。多く、手紙文で用いる。
めん‐そう【面相】
《「めんぞう」とも》 1 顔のありさま。顔つき。「恐ろしい—の人」「百—」→御面相 2 「面相筆」の略。
めん‐たい【面体】
防塵(ぼうじん)・防毒のための、密閉性が高いマスク。鼻と口のみを覆う半面型面体と、顔全体を覆う全面型面体とがある。有害物質を除去するため、吸収缶とよばれる濾過材を備えるものもある。
めん‐ちょう【面疔】
顔にできる悪性のできものの癤(せつ)。主として黄色ぶどう球菌が毛包または皮膚腺(ひふせん)に入って起こり、激痛と高熱を伴う。抗生物質が有効。顔面癤。
メンツ【面子】
《(中国語)》 1 体面。面目。「—を立てる」「—がつぶれる」「—にかかわる」 2 マージャンを行うためのメンバー。転じて、会合などの顔ぶれ。「—がそろう」 3 マージャンで、3個でひとそろいと...
めん‐てい【面体】
顔かたち。面相。「たしかに君の—割れてるぞ」〈横光・旅愁〉
めん‐とり【面取り】
1 建材の角を削り取って面を作ること。 2 料理で、芋・大根などの切り口の角を薄くそぎ取ること。煮くずれを防ぎ、出来上がりを美しくするために行う。 3 マスコミなどで、被害者や加害者などの顔写真...
めん‐ばく【面縛】
両手を後ろ手にして縛り、顔を前に突き出してさらすこと。「—の有様、前代未聞の恥辱なり」〈太平記・一一〉