あやま・る【謝る】
[動ラ五(四)]《「誤る」と同語源》 1 悪かったと思って相手に許しを願う。わびる。「すなおに—・りなさい」 2 困る。閉口する。まいる。「あいつの押しの強さには—・る」 3 困って断る。辞退す...
あらず‐もがな
[連語]《「もがな」は願望の終助詞》むしろ、ないほうがよい。なくもがな。「—の発言」
あり‐つき【有り付き/在り付き】
1 生活の糧(かて)。生計を得る道。「此後の身の—にと包物(つつみもの)を賜わりて」〈一葉・暁月夜〉 2 仕官・奉公などによって生活を安定させる道を得ること。また、仕官口。奉公口。「丁稚はいりま...
ありみね‐こ【有峰湖】
富山県南東部、常願寺川の支流和田川上流にある人造湖。発電用有峰ダムの建設によりせき止められてできた貯水池。面積5.1平方キロメートル、最大貯水量2.2億立方メートル。湖畔にはキャンプ場がある。薬...
あれ‐かし【有れかし】
[連語]《動詞「あり」の命令形+終助詞「かし」》ぜひともそうあってほしいと望む心を表す。「幸(さち)—と願う」「事—と待ち構える」
あわしま【淡島】
淡島神社の通称。
江戸時代、淡島明神を祭った神棚を持ち、その由来を語りながら門付けをした行者。淡島願人(がんにん)。
あんこく‐じ【安国寺】
足利尊氏・直義の兄弟が、夢窓疎石の勧めによって国家安穏を祈願し、南北両朝の戦没者供養のため、日本の各国ごとに建立させた禅寺。塔も建立され、利生(りしょう)塔と称した。臨済宗に所属。
⇒安国論寺
あんじょう‐じ【安祥寺】
京都市山科区にある高野山真言宗の寺。山号は吉祥山。嘉祥元年(848)仁明天皇の皇后藤原順子の発願により建立。開山は恵運。小野流の根本道場として興隆したが、戦国時代の兵火により衰えた。
あん‐じん【安心】
仏語。 1 仏法の功徳によって、迷いがなくなった安らぎの境地。 2 阿弥陀仏の救いを信じて、浄土往生を願う心。
あん‐たい【安泰】
[名・形動]無事でやすらかなこと。また、そのさま。安穏(あんのん)。平穏。「国家の—を願う」「此—な境遇に慣れて」〈漱石・彼岸過迄〉